学系科目は何周すべきか | 中島基浩公務員試験合格ブログ

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公務員試験講師歴23年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 これから学系科目を勉強される方も多いと思います。

 取りあえずは、講義を視聴しましょう。

 そして、行政5科目まるごとパスワード(実務教育出版)で知識を整理しましょう。

 その後、過去問に取り組むとよいでしょう。

 

 まるパスを読んでいれば、過去問に複数回出題されている知識は、ほぼ網羅されていることがわかると思います。

 スー過去に取り組むと、学系科目は、主要5科目ほど深くはないということもわかると思います。

 

 過去問を何周すべきかは、自分の第一志望がどこかによって決まります。

 国家一般職が第一志望なら、スー過去はすべての問題を3周以上勉強する必要があります。

 学系科目の国家一般職(政治学、行政学、国際関係、社会学、財政学、経営学)は、国家総合職並みの出題がなされることもあり、スー過去はまるまる一冊対象にしなければいけません。

 その代わり、国家一般職に絞るなら、解答科目全8科目のうち該当する科目だけになるので、人によっては、学系科目は行政学と社会学だけでよい、という方も出てくるでしょう。

 

 一方、地方上級が第一志望なら、スー過去のうち難易度***や国家系の問題はすべてスルーしても構いません。

 地方上級の学系科目は、極めて基本的な出題がなされることが多いです。

 その代わり、地方上級は選択科目でない、全問必須解答の場合が多いので、科目は広く勉強しておく必要があります。

 浅く広くです。

 

 学系科目を勉強する際には、効率性を意識しましょう。

 学系科目は知的好奇心が満たされ、試験対策という観点でムダな勉強をしてしまう可能性があります。

 主要5科目も面接対策もしなければいけません。

 勉強時間は有限です。

 試験勉強をしているのだ、ということを忘れないで下さい。

 

 本日は大雪が見込まれます。

 最新の天気予報を参照して、大雪に対処しましょう。

 学年末試験も目処がついた頃ではないでしょうか。

 公務員試験に集中しましょう。

 がんばって。