どの試験を受けるか、作戦を立てる | 中島基浩公務員試験合格ブログ

中島基浩公務員試験合格ブログ

公務員試験講師歴23年、「文系のジェネラリスト・試験のスペシャリスト」の講師中島基浩が、公務員試験受験生に有益な情報を提供します。「語呂合わせで急所をチェック 公務員試験」(文芸社),「全体の奉仕者への道~知って得する!公務員試験のヒント」(GalaxyBooks)発売中。

 講師の中島基浩です。

 

 公務員試験は出願料無料です。

 第一志望がはっきりしている方も、できるだけ併願することをお勧めします。

 受験生の平均としては、4つから5つくらい試験を受ける方が多いです。

 

 専門試験も勉強される方は、国家総合職、国家一般職は併願した方がいいです。

 

 

 地方上級が第一志望の方は多いでしょう。

 地域の仕事でイメージがつかみやすいからだと思います。

 国家一般職も面白い仕事なので、ぜひ併願して下さい。

 

 教養試験のみ受験される方は、国立大学法人等職員採用試験も受験して下さい。

 警察官・消防官志望の方も含めてです。

 国立大学法人等職員採用試験は教養試験のみなので、有力な併願先になると思います。

 

 受験ジャーナルの別冊で、要領よく1冊に必要な情報がまとまっています。

 

 警察官・消防官の方は、各県警、消防と別個に行われる警視庁・東京消防庁、大阪府警等はできるだけ受験する方がいいでしょう。

 また年に数回受験できる警察・消防が多いので、自分の志望する警察・消防の試験状況を把握しましょう。

 市役所志望の方は、A日程、B日程、C日程と3回は受験することができます。

 また、独自日程で試験を行う自治体も多数あります。

 受験ジャーナルvol6や学習スタートブック(実務教育出版)等で、志望する自治体の試験日程を確認しておきましょう。

 

 来年度の日程はまだ分かりません。

 コロナ禍の状況によって、変化があるかもしれません。

 しかし、概ね今年度通りに実施されると考えて、自分の受ける試験がだいたい来年のいつくらいにあるのかを、今のうちに把握しておきましょう。

 筆記試験とともに、面接試験がどれくらいの時期にあるのかも、把握しておきましょう。

 

 場合によっては、面接試験が同一日程になるとか、面接試験と市役所の筆記試験が重なるとかが、受験生のあるあるです。

 その際に、どちらを優先するのかを、今のうちから決めておきましょう。

 志望順位は、同一日程になってから考えるのではなく、予め用意しておくものです。

 志望順位については、自分の志望度合いとともに、官公庁が自分をどれくらい評価しているか、採用人数の多さ等も考慮して判断すればよいでしょう。

 

 最高気温と最低気温の差が大きいです。

 地理で言うところの、日較差です。

 服装でうまく調節しましょう。

 夏休みの頃ほどたくさん勉強はできないかもしれませんが、少しずつ続けていきましょう。

 続けることができれば、合格できます。

 がんばって。