こんにちは。長月です。
五年前に婚活を経て結婚しました。
今日は、今の夫との最初のちゃんとしたデートの話です。
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婚活パーティーでカップリングして、
そのまま「じゃあ少しご飯でも」となった。
お店はサクサク決まった。
予約も段取りも、変に気負わない距離感も、ちょうどいい。
ここで変な緊張感がないのは、
正直、拍子抜けするほどだった。
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話していて、ふと思った。
「……どうしてこの人、今まで結婚していなかったんだろう?」
これは失礼な意味じゃない。
むしろ逆で、引っかかりがないことへの疑問だった。
清潔感があって、
距離の取り方が自然で、
会話も無理に盛り上げようとしない。
婚活でよくある
・自己PR過多
・未来の話を急ぎすぎる感じ
・探り合いのジャブ
そういうのが、ほぼない。
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ストレートに聞いてみた。
「どうして今、婚活してるんですか?」
すると彼は、あっさり言った。
「結婚はしてたことがあるんです。プロフィールに書いてますよ」
……あ、書いてあった。
完全に見落としていた。
でも不思議と、
「あ、そうなんだ」で終わった。
普通なら、
×がつくとか、条件がどうとか、
頭の中で計算が始まるはずなのに。
その日は、
プロフィールの文字より、
目の前の会話の方がよっぽど面白かった。
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婚活ではよく
「プロフィールを見ながら話しましょう」
と言われる。
でもこの日は、
それがいらないくらい雑談が続いた。
天気の話から、
最近食べたもの、
どうでもいい失敗談。
「この人となら、
結婚できるか」じゃなくて、
「この人となら、
普通の日を過ごせそう」
そんな感覚だった。
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あとから思えば、
私の基準が変わっていたんだと思う。
条件を見る目から、
一緒に黙っていられるかを見る目に。
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🔖 今回の気づき
・「なぜ独身なのか?」が気になる相手は、案外当たり
・プロフィールより、会話の温度を信じた日
・結婚を考えすぎない時ほど、人は自然になる
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次回予告|第24話
「結婚を考えないデートが、いちばんうまくいった日」
“この人と結婚できるか?”を考えるのをやめたら、
関係は一気に軽くなった。
婚活の呪いが、少し解けた日の話です。
(※毎週日曜日更新)


