こんにちは。長月です。
今日は、今の夫に
少し戸惑った質問をされた夜の話。
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「ねぇ、俺のこと好き?」
情熱的な人は、
たまにこういうことを聞いてくる。
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正直に言うと、
私は一瞬、言葉に詰まった。
嫌いじゃない。
一緒にいて落ち着く。
信頼もしている。
でも──
燃え上がる感じでは、なかった。
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これまで私が知っていた「好き」は、
もっと派手だった。
会えないと不安になる。
連絡が来ないと落ち着かない。
相手の一言で一喜一憂する。
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でもこの人といる私は、
淡々としていた。
楽しい。
安心する。
帰り道を急がなくていい。
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「好きって、どんな感じだっけ?」
そんな疑問が
遅れてやってきた。
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情熱的な夫。
少し冷めている私。
この温度差、
問題なのか、それとも相性なのか。
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いい加減な気持ちでは、決してない。
でも
「大好き!」と
勢いよく言える感じでもない。
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そこで、私は気づいた。
これまでの私は、
感情が揺れること=好き
だと思っていた。
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でも今は、
揺れない。
揺らされない。
揺らす必要もない。
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嫌いじゃない、
という言葉は
一見弱そうに見えるけれど、
実はかなり
誠実な感覚かもしれない。
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無理に盛り上げなくてもいい。
疑問があっても、逃げなくていい。
考えている自分を
そのまま置いておいてもいい。
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「好き?」に即答できなかった夜。
でもその沈黙は、
逃げでも妥協でもなかった。
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考える余白があること自体が、
もう“ちゃんとしている関係”だった。
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🔖 今回の気づき
・好きは必ずしも熱ではない
・揺れない感情は、薄いわけじゃない
・言葉にできない時期があってもいい
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次回予告|第29話
「情熱の人と、淡々の人がうまくいく理由」
温度差のある二人が
なぜ噛み合ったのか。
(毎週日曜日更新)


