こんにちは。長月です。
五年前、婚活の終盤で起きた
ちょっと出来すぎた話をします。


「もう、ゆるく続けよう」

結婚に執着するのをやめて、
“気の合う人と出会えたらいい”
それくらいに決めた。

その決意をしたのが、
たしか夜。


その三日後、
私は今の夫に出会っている。

本命にしていた
イベント型の婚活パーティーは、
結局キャンセルした。

練習のつもりで参加した
トークだけのイベント。

人生って、たまに皮肉だ。


その日、私が心がけたことは一つだけ。

「結婚できるか?」を考えない。


これまでの婚活では、
会った瞬間から
“将来の可能性”を測っていた。

でも考えてみたら、
女友達と仲良くなる時だって、

挨拶して
雑談して
ランチして
飲みに行って
遊びに行って

そんなステップを踏む。

どうして婚活だけ、
いきなり結婚なのか。


だからこの日は、
どの人とも

「お天気の話ができたら◎」

それだけを目標にした。

結果、
全員と普通に楽しく話せた。


その中に、
今の夫がいた。

プロフィールを見なくても、
雑談だけで十分に会話が回った。

カップリング後、
そのままご飯へ。

お店はサクサク決まって、
距離感もちょうどいい。


正直に思った。

「どうしてこの人、
今まで結婚してなかったんだろう?」


ストレートに聞いたら、
結婚経験はあると教えてくれた。

プロフィールには、
ちゃんと書いてあったらしい。

でもその日は、
そんな情報がどうでもよくなるくらい、
会話が自然だった。


あとから振り返ると、
決めたから早かったんじゃない。

力を抜いたから、
ちゃんと合う人が見えた。

それだけの話だった。


🔖 今回の気づき
・「決める」は執着じゃなくて、手放すこと
・婚活は面接じゃなく、雑談から始まる
・無理をやめた瞬間、流れは変わる


次回予告|第26話

「初デートで思った。“この人、生活できるな”」

恋じゃなくて、
安心感が先に来た。

そんなスタートも、
悪くなかった話。

(毎週日曜日更新)