今朝、以前お世話になっていた大学病院の電話番号からスマホに着信があり、「何かしら?」と思い出ると、私と名字が同じでペースメーカー外来の時にお世話になった看護師さんからでした。


お母さん「おはようございます。ペースメーカーの遠隔の切り替えがなかなか新しい病院に移行しなくて、ペースメーカーの電池の残量が5ヶ月になってしまっていて、そちらの大学病院で対処されているとは思ったのですが、心配になりご連絡致しました。」


泣き笑い「お久しぶりです、有難うございます。3月に電池の入れ替えの手術を行う予定なんですけど、少し電池の減りが早いですよね、今月の末に定期検診があるので主治医に相談してみます」


お母さん「そうなんです。こちらだと6ヶ月になったら入れ替え手術するんですが、少し不整脈も出ているので心配だし、何かあると電池がかなり減ってしまうから、今月中に病院に行かれると聞いて安心しました。ペースメーカーのチェックでも電池は消耗してしまうので、こちらでも業者さんに連絡を取り、遠隔の切り替えが早く済むように手配しますね!」


泣き笑い「本当に、お気遣い有難うございました」



私が初めて以前の大学病院に入院して退院する時に、主治医とリハビリの先生、ICUのスタッフの方達、普通病棟のスタッフの方達に感謝のお手紙を書きました。

その文面で、主治医とリハビリの先生は私にとっては、ひよこが初めて見る親鳥と同じだったし、、どんな時にも先生や看護士さんのお優しい笑顔に励まされた等々を書きましたが、今回も離れて一年経つ元患者に直接電話を下さったお気遣いに、私が病状が落ち着いて現在が送れているのは、以前の病院の優しさのお陰だと改めて思いました。



今日は、一年前に新しい大学病院に初めて以前の大学病院からの紹介状を持って行った日でした。

転院する前の以前の主治医の最後の診察日に、やはりお手紙を渡し、その文面に「先生は私の永遠の主治医です、だからさようならは言いません。これからも宜しくお願い申し上げます」と書きました。


今の大学病院もとても良い病院だし、以前の大学病院に通う事はもう無い事も、主治医に診てもらう事も無いのはわかっていて理解もしているけれど、あの大学病院に通った日々を思い出し、親元を離れたひよ子ってこんな気持ちなのかしら?と思う私でした。