ニコニコ 独り言ち


最近乗った電車がたまたま通勤者の帰宅時間にあたったみたいで、とても混んで居ました。

私は数年前から、ヘルプマークを鞄につけて優先席に座わらせてもらっています。

私の両隣は、会社帰りのスーツ姿のサラリーマン

もしかしたら、内部障害者かもしれませんが、ヘルプマークはつけられていませんでした。

ある駅からお腹の大きい妊婦さんが妊婦さんマークをカバンにつけて乗られてきました。

そのお洋服から会社勤めの帰りでしょう。

私の斜め前に立たれたけど、その妊婦さんに誰も席を譲る方はいません。



以前、友人が妊娠しながらお仕事をしている時に電車やバスで座れないのが辛かったと聞いていた私は、その妊婦さんに席を譲ろうと席を立つと、やはり会社帰りかと思われる私と同じ歳位の女性がすかさず座ろうとしたので、「こちらの妊婦さんに座ってもらおうと席を立ちました」と私が言うと、その女性は「あぁ、、、」と声にならない声を出してまた立ったまま目を閉じました。

妊婦さんも疲れてイライラしていたのか、少し荒々しく座るとスマホを見始めました。

皆、体調の良い日も悪い日もあるし、1日働いていたんだから疲れていて座りたいですよね。

私も経験があるのでわかります。

良い悪いではないのです。でも優先席です。

優先席の窓にはいろいろなマークの説明書きもありますし、「優先席なら」と思ってそこに乗る方もいる。



最近、小さなお子さんに席を譲る方が多いですが、私が子供の頃は(子供は手摺を掴んで立たせて、席が空いている時は座らせて貰って靴を脱いで静かに外を見ているか本を読んでいる)のが定番でした。

そして、お爺さんやお婆さん、身体の不自由な方や困っている方にはいの一番に席を譲って、出来ればその場を離れると教わりました。


ヘルプマークは、東京都が見た目では分からない内部障害者の為に作られたマークで少しずつ認識が全国に広がっています。

でも、認識も大切ですが、やはり最後はその人の良識と優しという個人だと私は思います。

妊婦さんは、数駅先で私より先に何事もないようにさっさと降りていきました。

可愛らしい元気な赤ちゃまを産んで欲しいなハート


日本人は優しいし、日本に産まれただけで恩恵にあずかっていると感じます。

感情や本音は伝えないと分からないけど、人が人を思う気持ちは伝わり伝染していくと信じたい

こんな時代だから笑顔と「ありがとうございます」を忘れないでいきたいと改めて感じていますクローバー