2019年3月

左大腿骨骨折で緊急入院

左大腿骨に髄内釘(ずいないてい)挿入手術して

原因を検査し、肺がんステージ4と告知されました。

 

非小細胞肺がん、肺腺がん、EGFR遺伝子変異あり

ステージ4(T3、N2、M1b)

分子標的薬タグリッソで治療開始。

 

並行して歩行のリハビリ。肺がんの骨転移骨折は完治しない為

長期にわたって車椅子と松葉杖で生活することになる。

 

2020年10月

リハビリの甲斐あって松葉杖無しで歩行可能になる。

 

2021年9月 

肺腺がんが大きくなりタグリッソの薬物耐性と判断し

2次治療に移行するか?治験に参加するか?の選択肢で

気管支鏡検査などの様々な検査を受ける。

 

検査結果、肺腺がん(非小細胞肺がん)ステージ4が
さらに悪性で進行の早い別の肺がん(小細胞がん)に
変化しているとの事。
 
再度、検査して手術可能な状態なのか?判断を待つ
さらに転移がないか? PET-CT検査をして
限局型のステージ2相当と判明。
ステージ2(T2b、N0、M0)
脳などに転移しやすいので早急に手術した取り除き
追って抗がん剤治療(化学療法)で見えない状態の
がん因子も治療する方向で決定。
 
2021年10月
手術は、左側の肺下半分(下葉)と上葉の一部を取り除く
左側の背中に15センチの手術痕
毎日、富士山の頂上にいるような呼吸の苦しさが始まりました。
 
2021年11月
小細胞肺がん術後補助化学療法の内容説明を受けました。
シスプラチン+エトポシド併用療法 開始
3~4週間ごとに4回(4クール)毎回ごとの入院です。
副作用の脱毛あり、身体の脱力感もありながらの生活。
 
2022年3月
抗がん剤治療も終わって、ほっとしていたのも
つかの間。造影CT検査だけしての日帰り検査だったのに
検査技師が慌てだして緊急入院。
肺動脈血栓塞栓症との事。エコノミークラス症候群です。
 
2022年10月
左肺を摘出して1年、血液検査、腫瘍マーカーも異常無し
痛みなども無いが表現しにくい違和感があったので
担当医に伝えて造影CT検査をした。
結果、気管支に近い縦隔リンパが6月のCT画像より大きく腫れていた。
PETCT検査をすると、オレンジ色に光っていて、肺がんの可能性大!
気管支鏡検査で細胞を検査すると ・・・。
縦隔リンパ節転移 肺腺がん、EGFR遺伝子変異ありと告知。
 
2022年11月
分子標的薬タグリッソを続けながら
放射線治療×30日間(のべ1ヵ月半)の通院治療

副作用の食道炎にも苦しみました。

 

2023年2月

造影CT検査の結果

肺腺がんの影は、無くなりました。
おそらく細胞レベルでは、まだ肺がんの因子は、
残っていると思いますが、見えなくなるぐらいに
治療効果があったのは、的確な30回の放射線治療と
家族の協力と食事で気をつかってくれたおかげです。
ありがとうございます。
再発と転移が無いように油断しないで頑張ります。