映画「極道の妻たち 決着」感想 | リタイアライフのつぶやき

リタイアライフのつぶやき

65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

7月23日、BS松竹東急で「極道の妻たち 決着」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督 中島貞夫

俳優 岩下志麻 かたせ梨乃

1998年東映映画 116分

内容(wikipediaより抜粋)

10月、大阪の井手組組長を夫に持つ妻・井手春日のもとに若手幹部・秋葉吟二の死と夫逮捕の知らせが入る。

犯人は以前井手組の客人だった玉城元真で、警察に自首した彼は「組長に命令された」と証言するが春日は信じられない。3ヶ月前の玉城が客人として井手組の本家に滞在していた頃、吟二はホテル建設への融資を信金の理事長から約束された。そんな中吟二の妻・杏子は行き倒れ寸前の男・五橋東造と出会い、彼もまた本家の客人として玉城と相部屋で過ごし始めた。

その後理事長の不祥事によりホテルの融資話が白紙になるが、吟二は彼の莫大な隠し金の情報を掴んだ。吟二は兄貴分・名越兼良と協力して理事長から金を出させようとするが、相手が組長に泣きついたため失敗に終わった。

吟二が殺されたのは何とか事業再開に目処がついたその矢先で、杏子に恩を感じていた東造は独自に玉城のことを調べる。東造は、「手術代の必要な玉城は組員の誰かに金で吟二殺しを命じられた」との情報を入手し、内密に春日に伝える。

春日は杏子に極道の女房として自らけじめを取ることを約束した後、人を使って玉城の妻を大阪に呼び寄せる。春日と杏子は、「玉城に真実を話させるべき」と訴えて妻を拘置所に向かわせて説得に当たらせる。

翌日春日は玉城から「吟二の子分から命じられた」との証言を得るが、数日後彼が自殺したことで黒幕がいることに気づく。杏子と東造が吟二の子分を詰問すると黒幕は名越と判明するが、彼は陰で井手組を牛耳ることを企み着々と仲間を増やしていた。

その後名越は信金の理事長の30億円もの隠し金を手に入れるが、それは言わば吟二からかすめ取ったも同然の金だった。

その金の中から名越は親しい幹部に分け前として5億円を渡すが、吟二殺しの真実を知って反旗を翻した彼を殺してしまう。春日はアリバイを証明して夫の釈放にこぎつけると幹部会を開き、名越たちに夫の組長引退を伝える。

加えて春日は夫の最後のはなむけに“秋葉の追善の花会”と称した賭場を開くことにし、儲けを遺族である杏子に贈ることを了承させる。

花会当日、人里離れた旅館で杏子が見守る中外部の客人に混じり名越や賭博好きな東造も手本引きに興じる。しばらくして名越は胴元となって東造に一対一の勝負を持ちかけるが、実は東造は名うての賭博師だった。

そこに現れた春日は幹部の妻から託された5億円を東造の掛け金に上乗せすると、大勝負に負けた名越は億単位の有り金全てを持っていかれる。この勝負を持って花会が幕を下ろした後、憤る名越や彼の手下を相手に春日は銃を取り出し井手一家の姐として最後のけじめをつける」以上が概略です。

最後は、機関銃で名越の子分たちを殺して、名越は、ピストルで春日に殺される。

この決着が文字通りこの「極道の妻たち」シリーズ10作目の岩下の劇場シリーズの一応完結作になっています。やはり、最後も岩下志麻とかたせ梨乃の世界でした。有り得ない、有り得ない、思いながらみてましたが、今回の花会が見事でした。任侠映画でも、こんなに長い、しかも詳しい本物の花会は、見たことがないです。しかも掛け金が段ボール入りの5億円です。こんなやられ方をしたら死ぬはずが、生きていたり、コミック的なところがあったりして面白かった映画です。

細川ふみえが出てました。懐かしいですね。演技がうまかったです。

皆殺して、最後に二人で「行こうか」と言いますが、どこかと思ったら「留守たのむで」というので刑務所行で終わったようです。次作からの『極妻』シリーズは、主演に高島礼子を迎え東映ビデオ制作作品となりました。

高島礼子の極妻』シリーズも見ましたが、個人的には、岩下の劇場シリーズが好みです。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへにほんブログ村 ←よろしかったらクリックお願いいたします。