映画「日本侠客伝 絶縁状」感想 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

12月15日、BS12で映画「日本侠客伝 絶縁状」が放送されてました。興味があったので早速みました。

監督 マキノ雅弘

俳優 高倉健 

1968年 東映映画 94分

内容(Movie Walker)より

「東京で大きな努力をもつ天盟会会長橋爪は、警視庁の暴力団取締り頂上作戦で逮捕された。

天盟会傘下の浜田組、平井組、伊坂組は、それ以来、橋爪の帰りをおとなしく待っていた。

それから三年、いまは上野組だけが橋爪の留守に悪どく縄張りを広げていた。

上野は天盟会会長の座を狙っていたのだ。一方、浜田は次期会長として他の組の親分に声望が高かったから、上野はなにかと浜田組の縄張り内でいざこさを起した。

ある日、浜田組の唯一の資金源である賭場を上野は警察に密告、そのため浜田は苦境に立った。新年の事始め式で、浜田は天盟会の乱れを全員に諌めたが、同意したのは平井だけで、上野はそんな浜田をせせら笑っていた。

また、妹を浜田に嫁がせている平井は、追いつめられた浜田の子分が、イカサマ賭博をしていると、浜田に忠告した。

ある日、刑務所に橋爪を訪ねた浜田は、乱れた会の現状を述べ、会を解散してほしいと訴えた。だが、橋爪は反対した。浜田は、橋爪の健康が刑務所に無理なのを知り、警察から会を解散すれば会長を釈放する、との内示があったのを機会に浜田組の単独解散を強行した。

上野はそれをみてほくそ笑んでいた。浜田は組員をそれぞれ正業につかせ、自らも浜田建設を設立した。

しかし、上野は次々と旧浜田組組員に迫害を加え始めた。それから間もなく、橋爪は釈放されてきたが、上野の悪どいやり方に愛想をつかし、平井に浜田を呼びにやらせた。

上野はその平井を襲い、深手を負わせたのだ。瀕死の平井は、浜田にすべてを話し、息を引き取った。

義兄の死に怒った浜田は、白鞘の長脇差を手に、上野組に殴り込んだ。浜田が、任侠道をふみにじった上野一派を倒したことは、いうまでもなかった。」とあります。

天盟会会長橋爪は、生粋の侠客であり、その道を継いでいる浜田(高倉健)も侠客です。

侠客の商売は、賭場を開きてら銭で食べるだけです。しかし、警察により賭博禁止で闇でするしかなくなります。

警察は、組の解散を浜田に言います。ヤクザは虫けらという。浜田は、虫けらの子分を誰が面倒を見るのかという。賭場以外の金貸しなどで利益を上げている上野組であった。

やくざ映画のパターンとして組どうしの任侠派と非任侠派が対立して抗争が始まるとおもっていましたら、なんと任侠派が堅気になりました。案の定、非任侠派が任侠派を殺し始め最後侠客の高倉健の登場となり相手を殺して刑務所へというストーリーは不変でした。

に高倉健が天盟会会長橋爪に切ってくれというと切れるわけはないというシーンは、ぐっときました。

これぞ任侠映画という感じで満足した映画でした。高倉健の妻役の松尾嘉代が「ヤクザは、きらいだけど好きになった人は別。」と言う。どこかで聞いたことのあるセリフでした。

この映画を見終った後、昔見た「山口組三代目」を思い出してしまいました。

 

最後までご覧になりありがとうございます。

 

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