映画「郵便配達は2度ベルを鳴らす」感想 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

何か面白い映画をアマゾンプライムで探していましたら「郵便配達は2度ベルを鳴らす」を発見し早速見ました。イタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティのデビュー作です。

監督 ルキノ・ヴィスコンティ

原作 ジェームズ・M・ケイン

俳優 マッシモ・ジロッテ クララ・カラマイ

1942年 イタリア映画 140分

内容(Wikipediaより抜粋)

「北イタリア、ポー川の食堂にジーノが現れる。店主ブラガーナの歳の離れた美しい妻ジョヴァンナはジーノに惹かれ、彼を雇うように夫を説得する。ジーノとジョヴァンナはブラガーナの留守中に肉体関係を持ち、駆け落ちしようとするが、ジョヴァンナは途中で罪悪感に襲われて引き返してしまう。

ジーノは1人で放浪を続け、ジョヴァンナを忘れようとするが、旅先の港町でブラガーナ夫婦と再会してふたたび店に戻ってしまう。2人はブラガーナの殺人を計画し、自動車事故を装って実行する。

しかし新しい生活を始めた2人のあいだには終始気まずい雰囲気が流れ、ジーノは別の女のところへ入り浸るようになる。一方、警察はブラガーナが殺害されたことを確信し、2人を指名手配した。ジーノはジョヴァンナが密告したのではないかと疑ったが、彼女の一途な愛と、彼の子を身ごもっている事実を知って再出発を決意する。しかし車で旅立とうという矢先、トラックと衝突して彼女は死んでしまった。」とあります。

この作品中に郵便配達は登場しません。この作品の原作の小説は13社から出版を断られ続け、4社目で採用が決まった際、出版社からタイトルはなんとつけるかと尋ねられた時、出版社からの返事の手紙を届ける郵便配達が2度ベルをならすので郵便配達だとわかることを引き合いに出してこのタイトルに決めたと言われています。(Wikipediaより)

これまで4度映画化されています(1939年、1942年、1949年、1981年)。2017年舞台化しています。

原作はジェームズ・M・ケインの『郵便配達は二度ベルを鳴らす(The Postman Always Rings Twice)』(1934年のベストセラー小説で、日本語訳は、8名が行っています。

内容的には、嫌いな夫から逃れるため知り合った男と共謀して、夫を殺すが、男は、最初、女を愛していたが徐々に気まずくなり別れるが子供をできた事により警察の手から逃れようとするが女は、途中交通事故死し、男は警察につかまると言う物です。

先が読めなくどうなるのかワクワクしながら見ていましたが、あまり感情移入もできず、終わり方も工夫が感じられず何故4回も映画化されるのかわかりませんでした。日本語訳は、8名が行っているというのは、原作が過激な性描写を伴う原稿を扱ってくれる出版社は当時どこにもなかったということで、過激な性描写を訳したかったからだろうか。映画では、この時代なので致し方ないのでしょうけど性描写はありません。何かちぐはぐな映画でした。

最後までご覧になりありがとうございます。

 

 

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