マガモの生態 | リタイアライフのつぶやき

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65才でサラリーマン生活からリタイア。さて、これから何をしていこうか。ブログでつぶやきながら日常生活を報告。参考になれば幸いです。

花壇の花を撮りながら旧中の川沿いの歩道を歩いていましたら、カモチャンにあいました。

 

なんと、オスがいません。すべてメスのようです。

本来のカモのオス(左)とメス(右)の姿です。(H27.1.6)↓

今は、こうなっています。

近づきます。ほとんどメスのようです。

 

おそろしい事です。実は、カモは、オスからメスへの変身します。

 

変身の過程です。(本来のオス)

(変身 1) 頭から下があやしい。↓

かなり変化しています。(H28.7.15撮影)↓

しかし、また元のオスにもどります。(H28.11.26)↓

調べてみました。

この美しいオスが、繁殖期を過ぎるとメスのような姿(色)にと変身してしまいます。これをエクリプスといいいますが、派手な目立つ姿は生存に不利だからと思われていますし、丁度、羽根が生え変わる時期だそうです。

一般的にいうと、晩春~初夏の抱卵開始時期にオスの翼が一気に抜け落ち、しばらく飛べない期間(1~2週間)を挟んではえそろいます。

羽根が生え変わる期間は、2ヶ月くらいです。上の写真の11月26日では、生えそろっています。

メスとの区別は、クチバシがオスは常に黄色だけなので(雌は黒が混じります)可能だそうです。

そして、 繁殖期になると、また派手な姿に戻って、メスの気を惹くようです。

マカモは、本州では、冬鳥ですが、北海道では留鳥です。この旧中の川のマガモは、冬になると

川が凍ってしまいますので、凍らない創成川へ移動していると思います。

マガモの生態は4~8月に一夫一妻で繁殖しますが、ツガイの関係は抱卵期に解消します。

卵の数は1~13個(平均11個)で、メスのみが抱卵し、雛は28~29日ぐらいで孵化します。

雛は42~60日で飛べるようになります。育てるのはメスのみです。

そういえば、5月頃のカモは、抱卵時期でもあり、オスばかりでした。

一方、同じ野鳥でもアオサギは、雌雄交代で抱卵します。抱卵日数は 25~28日で、巣立ちまでさらに約50~55日間育雛しますが、この間も雌雄共同で行います。

同じ野鳥でも随分ちがうものですね。人間界も同じですけど。

(H27.5.17撮影)オスばかりでした。

 

最後までご覧になりありがとうございます。




 


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