ハィ、ロン。ですヨー。


以前、実家に住んでた時の話なんですが、

ネズミが住み着いてたんですね、ウチに。

で、このネズミが、すんごい態度デカイの、イヤ、マジで。

人間を恐れてないっつうか、何つうか。


イヤ、テレビをね、見てたんですよ、夜中に。

こう、ゴロンって横になって、ポテチを食いながら。
そしてらですね…。


パリポリ、モグモグ。(カリカリカリカリ。)

パリポリ、モグモグ。(カリカリカリカリ。)


部屋には、僕しかいないのに、明らかに

誰かが食ってんですよ、僕のポテチを。

で、テレビから目を離して、ポテチを見たら、

僕の真横で、僕のポテチを食いながら、

僕の見てたテレビを見てるんですよ、ネズミが。


で、僕はアタマにきましてね、言ってやったんですよ。

お前さぁ、ネズミだろ?せめて、人様が寝静まった頃に

出てこいよ、と。そしたらですね、このネズミ、

僕のコトを、ウゼェなコイツ的な目で見て、

僕のポテチをクチイッパイに頬張って、

なんか、ダルそぉ~に、去っていきましたよ。


てか、なんで、逆ギレなんだって話ですよ、ホント。

もっと言うなら、オレのポテチ、返せよ、とか思いますね、実際。


まぁ、結局、何が言いたいかっつうと、

ネズミってネズミ色じゃないのねってコトですよ。


それではまた。


シーユー・バイバーィ。

ハィ、ロン。ですヨー。

友達の公太郎クンのアダ名は、ハム太郎です。ハィ。


あ、突然ですが、僕の武勇伝、聞いてくれます?ね?


僕は学生時代、柔道をやってたんです。
自分で言うのも何ですが、結構強かった。


アレは忘れもしない…えぇ…っと、いつだったかな?

あっ、そうだそうだ、中2の秋だ。

県大会最終予選の第1試合。相手はハッキリ言って格下。

楽に勝てる…ハズだった。

序盤で「技あり」を奪い、楽勝ムードの中、

相手の「背負い投げ」をかわそうと畳に手を付く。


ッッッッッツ!!左肩に走る激痛!!…脱臼。

しかし、やっと掴んだ県大会出場のチャンス。

自分の中で、答えは決まっていた。


続行。


脱臼を隠したまま、2回戦に臨む。

激痛に耐えながらも、なんとか判定勝ち。

判定勝ちが気に入らない顧問から激が飛ぶ。…が、

痛みで全く、耳に入らない。


朦朧とする意識の中、体が反応する…。

3回戦、4回戦と何とか勝ち進んだ。

残すは、あと1試合。決勝を残すのみ。


あと3分…あと3分だけもってくれ…。


左肩は、もはや、使い物にならず、防戦一方。

お互い、決め手の無いまま、残り30秒。

最後のチカラを振り絞って、仕掛けた「内股」。


いっっっぽぉぉぉん!!


主審の手が上がったのを確認して

その場に崩れ落ちる。

薄れ行く意識の中、救急車のサイレンが聞こえる。


先生や、保護者は、脱臼を隠したまま5試合を

闘い抜いた少年に、涙し、惜しみない拍手を送った。


一回戦の格下の相手・・・それが、僕だった。


それではまた。


シーユー・バイバーィ。

ハィ、ロン。ですヨー。

本日も、妖艶で、濃密、かつバイオレンスな、
このお時間がやってきましたヨー。

この間、いつものようにCDをレンタルしに行きまして、
まぁ、見てたワケですよ、CDを。

で、僕のお隣に、女子高生が2人、その向こうにカップルが一組。
それぞれが、目当てのCDを、こう、探してたんですが、
店内から流れ始めた「Dragon Ash」に女子高生が反応。

「この曲いいよねぇ」とか言って。「てか、超ヤバイよね」とか言って。
へぇ、そうかそうかと、「Dragon Ash」はヤバイのかと…。
んじゃ、30過ぎのオッサンも、その辺、押さえとくかと。
まぁ、そんなコトを考えてたら、その女子高生がね、
「でもさぁ、コイツのオヤジ、オカマじゃね?」とか言い出して、
「そうそう、でも意外とキレイだよね」とか答えてて。

Dragon Ashのボーカルの親父は「古谷一行」。で、
たぶん、この娘たちが言ってんのは、オカマの「IKKO」。
ハイ、最強女子高生誕生の瞬間です。

それでは、ここからは彼女達の会話をお楽しみ下さい。

「なんで、崖の上のポニョなの?」
「打ち上げられたんじゃね?」

「ガクトってさぁ、ナルだけど、あそこまでいくと、気持ちぃよね?」
「てか、ガクト想像しながら、ヤルと、気持ちぃよね?」

「アタシの行ってる歯医者の先生、たぶんGREEEENだと思うんだけど」
「マジ?連れてってくんない?あ、でも歯、磨いてねぇや、ギャハハ。」

どうです?ヒドいでしょ?ね?さすがに。
で、僕みたいな大人になるんですよ、きっと。ウン。

そんなワケでまた。

シーユー・バイバーィ。