ぼく、ロンです。
今日はお髭が立派です。
「ロン君、どうかなぁ?」と
ママが束ねおわったブーケを見せてくれます。
どれ?
「モジャモジャブーケだね」と
ぼくは答えます。
摘んできた野花を束ねたような
ナチュラルな花束のことを
「シャンペトルブーケ」
というそうです。
ニャンペトル?
ではなく「シャンペトル」
フランス語で
「田園風の」という意味だそうです。
ニゲラ
マトリカリア(イエローペグモ)
タラスピ
ゼラニウム(グリーンフレーク)
ラグラス
草花の水あげは「湯あげ」で
(お花を新聞紙で巻いてから、茎の先2㌢ほどを熱湯につけ20秒→たっぷりの冷水につけ2時間)
束ねるときは
春の風が通るように軽やかに
がポイントなんだって。
そしてママが
シャンペトルブーケに欠かせないと言うのは
「タラスピ」
ペンペン草のことだよ。
国産では福岡や香川が名産地だけれど
輸入物のタラスピは
「イスラエル🇮🇱」
という国から来るんだって。
ぼくが今回のモジャモジャブーケの中で
気に入ったのは
「ラグラス」
「バニーテール」とも呼ばれている。
「うさぎちゃんのしっぽ」可愛い。
シャンペトルブーケは
ママに幼き少女の頃を思い出させる
くすぐったいブーケなんだって。
ペンペン草やつくしやタンポポや菜の花
に囲まれて
ただ遊ぶのに夢中だった頃。
ちょっとだけ郷愁を誘う。