ぼく、ロンです。






ようやく弥生月らしい

暖かな日です。



ママがご機嫌で歌を歌っています。


♬ これっくらいの おべんとばこに
おにぎり おにぎり ちょっとつめて
きざーみしょうがに ごましおふって
にんじんさん さんしょうさん
しいたけさん ごぼうさん
あなーのあいた れんこんさん

すじのとおった ふーき ♬



「ふき」

春が旬の野菜だそうです。



ママが言います。

「ふきは大人になってから大好きになりました。

この香り!

茹でた時の優しい黄緑色!

するする剥けるスジ!


出し汁にほんのりお醤油
油揚げと一緒に味つけをするそうです。



ちなみに

「長葱」でさえ
お買物袋から頭が出るという理由で
手に握りしめて帰ってくる
ぼくのママです。

※ブログ『続「葱」』参照


いわんや「ふき」をや

です。

(但し、ふきは「魔法の杖」にはしません。)







さて

「おべんとうばこのうた」を歌いながら

ママはふと思ったことがあると言います。


想像してみると
ずいぶんと「地味なお弁当」だということ。


そして昭和の子供たちは
大人味覚だったのですね。








ぼくの兄ちゃんたちは

学校のある日は
お弁当を持って行きます。


ここでママの苦手なことが
ふたつあります。


1  お弁当作りのための早起き

2  お弁当箱を洗うこと



2に関しては

Amazonで「お弁当箱 洗いやすい」で検索し
こちら↓で解決しました。

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パッキンがないのが良いそうです



1に関しては

ママのがんばりに期待するしかないのですが

ある朝

こんな「事件」が起きました。

🐾 🐾 🐾


早起きしなくてもいいように
前日の夜、大量に唐揚げを揚げたママ。

その一部を
お弁当用にと冷蔵庫にしまっておきました。


朝、冷蔵庫を開けると

あるはずの唐揚げがないではありませんか。


ママはダダダダッーと階段を駆け降り
(我が家はキッチンが2階、兄ちゃんの寝室は1階にある)

長男である兄ちゃんの部屋に怒鳴り込む。


机の上には案の定、空のお皿。



ただ、この騒動で目が覚めたのは
災難にも
ぼくと次男の兄ちゃんで


当の長男兄ちゃんは
ママの怒りに気がつきもせず

寝続けたのでした。



これに懲りたママは学び

次はメモをつけてから
冷蔵庫にしまうことにしました。


その結果⬇︎





「おいしそう」という
兄ちゃんによる追記とともに

ちゃんと唐揚げは残っていたのでした。



どこまでも憎めない
長男兄ちゃんです。







ぼくはママに話します。

「あのね、ママがお仕事の日
ぼくひとりでお留守番でしょ。

ぼくもお昼はお弁当がいいな。」






ママは今
ぼく用のお弁当のメニューを

検討しています。