ぼく、ロンです。






2023年ラスト10日間を

ともに過ごしたお花は


ガーベラ。






静岡県牧之原市の生産者

『アドアーフローカ』さんの

ピンクミックス。






子供っぽく可愛くなりがちなガーベラですが


この「スパイダー咲き」の

ラズベリー色のガーベラが

特におしゃれだと


ママは気に入ったらしい。






スパイダー咲きとは


花びらが蜘蛛の巣のように細く

先端に向かって尖り

放射状に広がって咲く、咲き方のこと。







ママはこの花を見つめながら
ふと思い出したことがあると言う。



『ピンク スパイダー』っていう

hide with Spread Beaver の楽曲。



極楽鳥がピンクスパイダーに話しかける。
「蝶の羽根いただいてこっちこいよ」

ピンクスパイダーは
捕えた蝶の命乞いを聞かず、空を睨む。

「傷つけたのは憎いからじゃない。
僕には羽が無く、あの空が高すぎたから」

でも借り物の翼ではうまく飛べず
まっさかさまに墜落してゆく


って、曲。



「絶望的な曲なの?」ぼくは聞く。


でもこの曲は、こう続くんだって。


「もう一度飛ぼう この糸切り裂き
自らのジェットで」



次作の『ever free』は、こんな楽曲。


「デタラメと呼ばれた君の自由の
翼はまだ閉じたままで眠ってる
ever free この夜を突き抜けて
目覚めれば 飛べるのか FReeに?」






ぼくのママは

新しく年がやってきても

夢見る少女のままで、まったく成長しない。






読んでくださり

ありがとうございます。


良いお年をお迎えください。ロンより