ぼく、ロンです。


暑いですニャー、伸びてしまいます。






ここ数日のなんやかんやの日々は
一本の電話から始まりました。


高校2年生の兄ちゃんが
「成績不振者指導」とやらに
呼び出されたのだそうです。



いち、に、ニャー、ニャー、

に、兄ちゃん、

期末テストの学年順位
後ろから数えて4番目ニャ。





ママはまず兄ちゃんに、部屋の片付けを命じた。


兄ちゃんの(臭い)学校鞄からは
「水鉄砲」が出てきたらしい。


高校「男児」って、楽しそうニャー!!







ママはぼくに話してくれる。


兄ちゃんは幼き頃から
「兄ちゃんなりの」筋が通っていて

人の話なんて聞きはしないらしい。


それはそれは
「糠に釘を打ち続けた」
子育てだったと言う。


兄ちゃんが初めて覚えた四字熟語は
「自業自得」
(ママ:ほらね、言うこと聞かないからそうなった)
だったし


小学生のとき校長室に呼びだされた後弟に言った言葉は
「校長室にはクッキーと紅茶の缶があるぞ」
だったし
(ママ:それを聞いた次男は、いいなぁぼくも行ってみたい、と言った)


洗濯物をいつも逆さまに出すのを注意されたとき(ママ:ママはもう裏返しのまま洗うからね)返した言葉は
「これからは2回に一回正しく着れるってことだね」
だった。







「夜ご飯〜」と呼ばれても席につかない兄ちゃん。

ぼくが代わりに兄ちゃんの席につく。





ロン、我が家の長男の座を奪う?



でもぼくは知ってる。

ママは怒りながらも呆れながらも

兄ちゃんのことが大好きで信じていることを。






ぼくも兄ちゃんのかいた胡座の中で
丸くなるのが好き。

兄ちゃん、優しく撫でてくれるんだ。