ぼく、ロンです。






ソファでのんびり横たわり


何やらペラペラめくっているママを


ソファのへりから見おろします。







「何を読んでいるのですか?」


ママ「猫だもの。」です。







台湾の特集をしているというBRUTUSを求めて


立ち寄った本屋さんで、つい、


こちらを購入してきたママ。







『BRUTUS』

出版社:マガジンハウス



雑誌の中に


ママはこんな言葉を見つけたそう。



『なの花にまぶれて来たり猫の恋』

小林一茶



菜の花びらをくっつけながらやって来た猫

恋の季節


といったところでしょうか。







同じ時代の、有名な「菜の花」といえば


『菜の花や月は東に日は西に』

与謝蕪村


という、雄大な景色を想像させる句ですが


(ママはこの景色を思い浮かべるのが好きだそう)



小さきもの(手をする蝿とかやせ蛙とか)に

優しい眼差しを向ける



一茶ならではの、この句もいいねぇ!!



ママが感動している。








おまけ
ロンの文学シリーズ↓