ぼく、ロンです。
「ロンの瞳、ビー玉みたいだね」
って、ママが言います。
「ほんとうにきれい。」
ん、ビー玉?
ビー玉の「ビー」ってなんですか?
ぼくは尋ねます。
さっそく調べるママ。
「ビー玉のビーは、ビードロ=ポルトガル語でガラス、の略だそうです。
あ、ビードロ、我が家にもありますよ。」
これです。
長崎ビードロ、ぽっぺん。
きれいでしょ。
昨年、長崎に行った際に購入しました。
ガラス細工は、美しい。
ガラス細工のような、ロンの瞳も美しい。
番外編
長崎への旅行は、「軍艦島(端島)が見たい」というパパの希望から。
1870年(明治3年)の開坑から、海底炭鉱によって栄え、日本の近代化を支えた地。
1974年(昭和49年)閉山。
2015年「明治日本の産業革命遺産」として
世界遺産に登録。
軍艦島、上陸。
かつてこの島に5000人(ピーク時)もの炭鉱従事者とその家族が生活していたという。
「廃墟」なのに、その頃の賑わいの声が聞こえるような、不思議な感覚にとらわれた。