BONJOUR
それでは、第2の指令~
「お話の続きを考えてください。」
クリスマスの2日前の朝。
クリスマスツリーの下に 黒い箱があった。
「あれ、サンタさんもう来たのかな?」
ふたを開けてみると、そこには真っ黒な
大きな卵が1個。
「ひゃー、なんだこれ?」
ピピピピ・・・パッカーン!
卵から出てきたものは、なんと○○○○だったのです!
ではでは
続きのお話です。
『ちからのたね』
卵から出てきたのは
・・・
出てきてのは
・・・
それはそれは
小さな種でした。
風に飛ばされてしまいそうな
小さな小さな種でした。
真っ黒な箱はいつの間にか消えていました。
小さな種を握りしめて
さて・・どうしよう?
おおおばあちゃんに聞いてみることにしました。
「おおおばあちゃん 見たことある?」
どれどれ・・・と
大きな虫眼鏡を持っておおおばあちゃんが見てみましたら
「あら~ なつかしいねぇ
これは ちからのたね だよ。」
「育てるのが難しいのと
芽が出るまでに時間がかかるけど
花がきれいなんだよ」
おおおばあちゃんは説明をしてくれました
海の水を含んだ砂を土に混ぜてあげることがポイントだそうです。
あさってのクリスマスまでに花が咲いたら
おおおばあちゃんが喜ぶだろうなぁ・・・でも時間がかかるんだったな。
そんなことを考えながら海へと続く坂道を歩いていきますと
不思議な看板に気づきました。
はやくしてほしい店はこちら。
早くしてほしい店?
なんだろう?・・・
お店に入ってみることにしました
お店の中は真っ暗で天井には星が光っています
ごめんください
はいは~い
いらっしゃいね
早く芽が出て花を咲かせたいんだね
え?何も言っていないのにと驚いている間にも
説明をはじめています
早く芽を出す薬はサンタさんのところの
トナカイ君だけが作れるんだよ
だからトナカイ君の好きな香りの紅茶をあげようね
波打ち際の砂をたくさん袋に詰めた後
大急ぎでお家に帰りました。
さっそくその紅茶を封筒に入れて
トナカイ君に手紙を書きました
明日はイヴです
トナカイ君は手紙を読んでくれるでしょうか?
トナカイ君を信じよう^^
続く