ロンドンオリンピック開会式 | 絵本作家のふらんす語屋さん

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大学でフランス語を担当していて自宅では『論』という教室を主催しています。色鉛筆とパステルで絵を描いたり絵本を描いて書いています。
まるちゃん花壇や畑の様子やうさぎのくうちゃんとの日々の暮らしの想いをつづっています。ありがとうございますMerci♥

BONJOUR

ロンドンオリンピックが始まりました

開会式は

イギリスの国の成り立ちから。

イングランドを代表する歌で

はじまりました。

北アイルランドの歌は

なじみのある曲でした。

7歳から17歳の子どもたちの

聖歌隊の歌声のきれいなこと!


白い馬の馬車から

イギリス紳士が降り立ち

丘に立ちます。

仰ぎ見る方向には

一本の木があります。

怖がることはない

・・・と

シェークスピアの一節が朗読されました。


力強い太鼓の音とともに

産業革命の時代の様子にかわります。

聴覚障害のあるフレニーさんという女性の

演奏の素晴らしいこと。

たくさんの人々が

会場に入ってきます。

太鼓の音が響き渡ります

鉄道・橋などが次々と建設され

街は変化していきます。


島から煙突があらわれます

イギリスの風景が一変されたのです。

産業革命は人々の暮らしをも

変えます。


煙突からの煙とともに

会場の人々の動きも変わっていきます

イギリスでは戦争で亡くなった人に

ポピーの花をささげます

会場でもポピーの花をささげ

命をおとした方々への

敬意をはらい祈ります。


ドラムの音ともに

カラフルな洋服の若者と

大きな船とともに

たくさんの移民が会場に入ってきます。

鉄を溶かして

大きな輪が作られはじめました。

多くの人の労働が

イギリスを変えていく様子がみてとれます。


輪のまわりに人々が集まり

会場の上からも輪が4つ降りてきます。

中央の輪があつく輝き

やがて5つの輪がひとつになっていきます。

オリンピックの巨大な輪の完成です!


人々は胸に手をあて

見上げます。