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トスカーナ便り2013②~日本で入手困難なBrunello@Santa Giulia

今回もBrunello di Montalcinoの造り手を二軒訪問。

イースターホリデーということでお休みのところも多い中、

快く受け入れてくれた造り手さんにまず感謝です。


一軒目はMontalcinoの町から15分ほど車で走ったTorrenieriにある造り手。

住所はあるようでなく、小さな標識を見落として山一つ間違えたところで引き返し、ようやく到着。


ぶどうSanta Giulia

Loc. Santa Giulia, 48 Torrenieri, 53024 Montalcino(Sinena)

www.santagiuliamontalcino.it



約40年前からこの地でワイン作りをしているTerzuoli家。

敷地面積は18haで、建物をぐるっと囲んだ5haにSangiovese Grossoが栽培されています。

現当主Gianluca氏の代から正式にワイナリーとして創業しており、

それまでは家族での消費用と他のワイナリーへの販売用にブドウを栽培し、

他にオリーブオイルやサラミなどをつくる農家。

現在、醸造施設が小さいために収穫した30%のブドウは他の生産者に売っているが

醸造設備を増築中。

完成すれば現在の20,000ボトルから最大40,000ボトルにまで生産量は増える見込みとのこと。


代々ビオロジック栽培。

植樹は1995年と1999年(平均樹齢15年)


醸造所を案内してもらった後、素敵なテイスティングルームに移動。

Gianlucaさんのお父さんが作っているというチンタセネーゼのカッポコーロという自家製サラミやペコリーのチーズ、ブルスケッタなど頂きながらテイスティングタイム。

Brunelloは食事と一緒に飲むワインだからね、とGianlucaさん。



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作っているのは以下4種類(カッコ内は試飲させてもらったビンテージ)

Brunello di Montalcino(2006/2007)

Rosso di Montalcino(2010)

Brunello di Montalcino Riserva(良いビンテージのみ生産)

IGT Toscana(2010)の4種類。


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IGT Toscanaは50%メルロー+50%サンジョベーゼのブレンド。

熟成はステンレスタンクを使用して、オーク樽は使用せず。熟成10カ月。フルーティでライト。

メルローをブレンド品種に選んだ理由を聞くと、「みんなメルロー好きでしょ」と。


Rosso di MontalcinoはBrunelloと同じブドウを使用。

違う畑や若木からのブドウを使用したりする作り手が多いですが、

Gianlucaが造る二つの違いは熟成期間のみ。

Rossoは25hlの大樽で10カ月、瓶熟4-5ヶ月。Brunelloは大樽で3年、瓶熟1年。

その前にステンレスタンクでのキュヴェゾンは6~8カ月。



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サンジョベーゼの果実味と風味を尊重するためには

大樽熟成の方があっていると考えていて、

熟成にはスラボニアンオークの大樽のみ使用。樽はヴェネトでトースト。

Riservaだけは、大樽熟成3年の後に1年間フレンチオークのバリックで熟成させるそうです。


フィルターせず。


畑のあるTorrenieriは、

他のモンタルチーノの斜面がガレストロの岩がごろごろしている土壌に比べて

粘土と砂が比較的多く、仕上がりはソフトで女性的はBrunelloになるそうです。



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Rossoはと~ってもいい香り。驚き。

フレッシュな果実味がありながら、意外としっかりとしたボディ。

Rossoにしてはかなりレベルが高いと思いました。


続いてBrunello di Montalcinoの2007と2006を試飲。

その余韻の長さに思わずうっとり。

色は薄めで優しい感じですが、しっかりとした強さもあってタンニンを「美味しい」と感じました。

2007年が既に開いている状態でしたが、対して2006はまだ閉じている状態。

口当たりも少し攻撃的でしたが、

2004年に次いでExtraordinary Vintageと言われるだけあって、

ものすごいポテンシャルを感じるビンテージ。


2012年はとっても難しいビンテージだったとか。

雨が少なすぎて、かつ暑すぎたとのことで、収穫量は例年の30%減。Riservaは造らないそうです。


現在日本のインポーターとは取引がないそうですが、

来年あたり東京のフードエクスポに他の造り手さんと一緒に参加するつもりだとか。

日本のマーケットにはとても興味を持っているようでした。


それにしてもこの規模の家族経営ワイナリーがつくるワインが「神の雫」に取上げられていたのには驚き。

本人はマンガの存在自体全然知らなかったので取材などはしていないのでしょうが。



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こちらで6本購入。

今から飲むのが楽しみです。

トスカーナ便り2013①~大好きな女将に会いにトスカーナへ♪

帰国が決まってから帰るまでの二カ月ちょっとの間に

どこに旅行するかを二人で考えたところ、

真っ先に出てきたのがトスカーナとブルゴーニュ。


いずれもろみゆの欧州生活を語る上で外せない場所です。


特にトスカーナの極上アグリの女将との出会いは

ろみゆの欧州生活での大きな宝物。


フィレンツェやミラノなどの都会も刺激があっていいのですが、

少し足を延ばしてトスカーナの小さな小さな田舎村まで来ると

時間の流れがほんとうにゆっくりで、空気も透明。

人間ってこういうところで癒されてエナジーチャージするんだなあと毎回思います。

大きなお庭に、中世の建物を改築したリュクスなお宿、

季節をいっぱい感じる美食の数々と、ワインたち。。。


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我々旅行者にとってはあこがれのイタリアでのスローライフ。

それでも日本人の女性が一人で宿を切り盛りするのって、

しかも何事も予定通りすんなりいくわけではないあの地でビジネスをするって

それはそれは大変なことでしょう。

バリバリのキャリアウーマンだった彼女が、

今までの生活をすべて投げうって一人やってきたイタリアで今のご主人と出会い、

思考錯誤を繰り返しながら始めたアグリツーリズモ。



女将さんの相棒の大型ピレネー犬リコッタにも

弟分のクッキーが増えました。


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ろみゆは創業当初からのリピーターで、

ロンドンの友人だけでなく、日本からの友人、アメリカからの友人も連れて

合計6回遊びに行かせてもらいました。


大きなトラクターに乗って広大な庭の草刈をして

暑い日も寒い日もBBQの日の前で肉焼き職人となり

ワイナリーツアーから観光名所のツアーガイドもこなし

電話口でイタリア人をどなりつけ

一人ひとりのゲストのどんなに小さいリクエストにもこたえてくれようとして

自分の人生もとても楽しんでいて

大きな心であったかくゲストを包み込んでくれて

常に「賢く」「たくましい」アネゴのような存在で

やっぱり何度何度も遊びに来たくなってしまう

そんな女将さん。


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リピーターがとっても多いお宿で

今回のイースターホリデーもリピーターのお客さんで満室。

みなさん、旅行というより、友達の家に遊びに来た様な感じで思い思いに寛いでいました。


女将さん主催の晩さん会では

トスカーナの旬の味を思う存分楽しませていただきました。

本当に何から何まですべて美味しい


地元の生ハムやサラミ、はちみつをかけて食べるペコリーノチーズ、

レバーのクロスティーニ、自家製モッツァレラのカプレーゼ、ズッキーニの花のフライ、アーティチョークにチーズやスパイスなどを挟んでやわらか~~く煮込んだローマ料理(ご主人の出身)、キアナ牛ラグーのPICI(うどんのようにコシがあるパスタ)、キアナ牛のソーセージグリル・・・



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もちろんワインはBrunello di Montalcino。

女将さんが最近見つけた家族経営の小さなワイナリーだとか。デキャンタージュしておいてくれました。


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食後は女将さんも一緒に団らんタイム。

他のゲストの方もジョインして楽しいイタリアトークで盛り上がりました。

お伴はロンドンから持参した、女将さんもお好きな日本酒。

ろみゆの心の友しほちちが送ってくれた金箔入りの日本酒です。

すっきりしいてとっても美味しかったよ~ありがとう!


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女将さん、ご馳走様でした~!


引越しプレパッキング

明日の船便搬出第一便のために

食器やグラスなどのプレパッキングに来ていただきました。


ロンドン生活5年半のうちに大量に買いためたディナーセットやグラスたち。

割れ物の扱いは何よりも丁寧にしていただきたいというもの。

その点、

日本人の女性パッカーによる事前パッキングサーヴィスは本当にありがたいもの。


しまいこんでいたおもてなしグッズなども出してきて、

プレパッキングしていただきます。



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きびきび&丁寧に作業していただいてちょっと見とれちゃいます。


どうかわれずに日本に到着できますように・・・

なにとぞよろしくおねがいしま~す。