桜は遠くのを見るのがいい | 天然石ジュエリーのCanecryのブログ

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ハンドメイド天然石ジュエリーの作家、ロミのブログです



長い長い冬の寒さもようやく和らぎ、凶暴な南風やら、野鳥や鹿(?)の奇声やら、猿の発情期やらを経て、ようやく春の息吹が聞こえてきた。伊豆の田舎に移住して低経度地域に居住してるとはいえ、海の近くのお山はめっぽう寒く、暖房費もかさむので、春の訪れは有難い限りである。

わたしは朝のジョギングが日課で、数少ない楽しみのひとつなのだが、海に流れ込む川の近くを走っていると毎日毎日違った花が咲いているのを見かける。雑草と呼ばれるものでも可愛い花はあるし、あとは恐らくどこかの花壇などからのこぼれ種が長い時間をかけて球根になり、花を咲かせたものだろう。

たくさん咲いている中からめぼしいのを走りながらコソッと根元から摘み、それを握りしめながら走る。

ちょっと走っていると、また綺麗な花が草っぱらに咲いているので、まるでマラソンの給水所が如く、走りがけエイヤっと摘む。

そんなことを繰り返しながら汗だくになって走っていると、いつの間にやら花束状になった花を握りしめながら必死の形相で走るという事態が発生し、まるで逃走中の花泥棒みたいになっておりますが、決して怪しい者ではありません。通報とかやめてください。


アザレアとフリージア、あとムスカリ?

そんなわけで、いろんな花が咲いているのだが、我々ニッポン人の春の花といえば、やっぱり桜ではないだろうか。

卒業式とか入学式とかには欠かせない、春の訪れを告げる重要なお花でありますな。



この桜。わたくしの住んでいる場所にはあちこちに咲いている。もうなんかぶっちゃけウンザリするほど咲いている。なんだったら自宅にだって咲いているくらいのイキオイだ。隣の家にも咲いている。窓から見れば谷の向こう側にだって咲いているし、見上げれば山の上にだって咲いている。どこを見てもピンク色。

『桜地獄』 そんな単語が頭にうかぶ。



そして実際に地獄なのだ。

咲いてる時はいい。まぁ綺麗だし、春じゃなあ~ってな感じだし、なんだか心もウキウキしてくるし、なんか良いことありそう!みたいな気分になる。

問題は咲いたあとだ。

花びらは言うに及ばず、花がらやなんか花粉みたいなのやら、木の汁?みたいななんかまでが、周囲に散布されるのである。しかも毎日。

我が家の桜は、ちょうど駐車場の真上に覆いかぶさるように花が咲く格好になっているので、クルマのボンネットやら屋根やらが地獄の業火のようになる。洗車しても、1日でコレ↓である。


昨日、洗車したんですよ・・・

朝、ジョギング前に家の前の道路(両隣の家まで!)を掃除するのが日課だが、落ち葉などは簡単に掃除できるのに対し、桜の花びらはちょっと朝露なんかに濡れるだけでアスファルトに張り付き、掃除しづらいことこの上ない。クルマに張り付いた花びらも同様。とにかく張り付いて除去が困難なのだ。



しかもなんだか、これから季節、毛虫なんぞも大量に発生するらしく、悩みの種は尽きない。「そんな木は切っちゃえばいいじゃーん!」とも思うのだが、家が建っている斜面に深く根付いている木なので、取っ払うと地盤への影響が心配になってくるし、そもそも、ここに何十年も生きている樹を排除することなど、心情的にできないのだ。

そんなわけで、グダグダと文句を言いながら、サクラ様のまき散らしたアレやコレを掃除していくしかないのである。

桜は遠くに咲いているのを見に行くのが幸せだ。近くに咲いているとロクなことがない。

***

さて、それはさておき、桜といえばピンク!ピンク色!なのですけども、当店は、ピンク色とか赤色系とかの石で作っても、あんまり売れないっていうか動きがニブイ、というジンクスがございまして、なんだかいつも売れ残っております・・・


なぜか残る・・・

なんでだよ!ピンクかわいいじゃん!赤いいじゃん!と、思うのですが、どうですかね?

ほらさ、春ですし、いいじゃないですか。赤とかピンクとか!

っていうわけでもないんですけども、宣伝です~。


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