新作を出すということは

ここしばらくあんまり新作を出せていない。いや、出してるっちゃ出してるけど、数が多くない。

去年の今の時期くらいまでは、新作１日１個！をモットーにしていたのだが、さすがに無理になってきた。加えて１年で１番忙しいこの時期に、『ハンドメイド作家のための、いちばん丁寧な情報サイト』なんかオープンしちゃったもんで、もータイヘン、さータイヘン。運用管理やら、ライターさん達とのやりとりやら(ライター募集中です)、自分で記事も書いたりやら、データを分析してサイトの構造を最適化したりやら、ツイッターでグチグチと煮えた脳ミソで愚痴やらをアレしたりとか、夜のお仕事が大変で、ジュエリー作りのほうと言えばオーダーを回していくだけで精いっぱいである。しかし新作も出さないとダメなのだ。

なぜかと謂うとお得意さんがずっとお得意さんである保証がないからだ。ウチには３回以上に商品を購入してくれている、いわゆるお得意さんが７０人程度いらっしゃるが(ストーカー並にお客さん購入件数チェックしてますｗ)、その方々が永久にお得意さんな訳ではない。や、もちろん、お得意さんにはお得意さんでいて貰うべく誠心誠意対応しますが、やむを得ぬ事情や単純に『飽きた』等の理由で離れていくお得意さんだっていらしゃるわけで、常に新規開拓していかないと、先細りになってしまうのである。

その『新規開拓』こそが『新作を出す』ということなのだ。


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有難いことにＳＮＳも本ブログも１０００人以上の購読者やフォロアーさんがいる。ＳＮＳのインプレッションは数百万、わたしが管理する４サイトのＰＶ数はトータルで月間１０数万に及ぶ。ネット専業のわたしにとってそれは得難い財産なのだが、ブログなりＳＮＳなりショップサイトなりで、新作を発表していかないと、『飽きられる』のだ。フォロアー等の数などさほど問題ではない。『興味を持ち続けて貰うことが大事』だ。ＳＮＳで石の画像や新作の発表をすると『いいね』や『リツイート』が付く。そこから他のユーザーにもわたしの活動が広まっていくという単純な営業活動である。

ぶっちゃけ現在の状況ではオーダーだけで『食ってはいける』が、それをやってしまうと、自分のお店が『閉じる』のだ。外界との接点が消える。リアル店舗で接客できるわけじゃなく、イベントに出展するわけでもない、わたしの唯一の営業方法が『新作の発表』なのである。

そんなわけで、ハンドメイドとかで食っていきたいとかゆー人たちは、作り続けましょう。そんでもって人に見せましょう。売れなくてもいいんです。や、売れた方がいいけど、売れなくてもいい。作品見た初見のお客さん(見込み)から「こんなん作れますか？」とか問い合わせくるから。そのうち。まぁ保証はできませんがね。

そんなアレで新作ですよ。

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