こちらセルフ・ブラック企業、ハンドメイド屋のロミ子です夜露死苦(シアンちゃんのマネ)
今日も今日とてキャストが上がったもんで朝から晩まで働いて働いて働いていておったワケですよ。いやホント、勤め人なら労働基準監督署に訴えるレベルのブラックぷり。まーウチのお客サンは神様だからやれるんだけどな。本当にみんなカミサマみたいに優しい!(オヤツとか送ってくれるし)そういうお客さんがいるから謂えるし頑張れる。お客はネ申だ(本心)。ま、ソレもコレも、わたしがステキ・ハンドメイド作品作ってるからだけどな!
そんなワケで日本の扶養家族、皆さまの善意に生かされておりますロミ子です夜露死苦(2回言ってみた)。

これらを全部仕上げました

オーダー品1(待たせてゴメン)

オーダー品2(待たせてゴメン)

さぁて、本日はオカネの話。ウチのブランド名、Canecryの由来は『金くれぃ』。ウェットに富んでる上にオシャレじゃろ。このブランド名にわたしの決意が込められているのだ!!!(おおげさ)
ウチのここ1ヶ月のBASEの売り上げグラフを公開しよう。『お金管理ページ』のグラフである。BASEでショップを展開してる方がCanecryの商品の価格帯を見れば、だいたいの売り上げの想像はつくと思う。

さて、ここからはハンドメイドで生計を立てていきたいドリーミンな方々の為に、ビジネスを教えよう。商売の基本は知ってるね。安く仕入れて高く売る、と、こうだ。
昨今流行りのハンドメイド屋を名乗る輩どもやコンサルも口をそろえて同じことを言う。安く仕入れて高く売る。でも、ちょっと考えてみよう。いやいやまてまて、それは商人の理屈であって、モノ作ってるハンドメイド作家の理屈ではないだろ。モノを産み出すのは産み出している人間の努力だ。決して安く買ってきた材料を組み合わせて「オリジナル作品のハンドメイドでござい」等と言う軽薄なものではない。
それでもわたしはあえて言おう。原価を下げて高く売ろう!

おそらく、昨今のアクセサリー作ってるハンドメイド作家(パーツくっつけ屋)の材料はこんなカンジだ。石屋から買ってきた石コロとパーツ屋から買ってきたパーツ。

かたや、わたしが使う原材料はこんなもんである。

300円で買ったアメジストの原石の塊と、1000円のチューブワックスだ。
原価計算してみよう。
300円のアメジストの1/6程を切り出して、加工する。石の価格は50円。

1000円のチューブワックスの1/10を加工して指環のパーツを作る。100円だ。

業者にシルバーで鋳造してもらう。513円。

50円+100円+513円=663円。これがこの商品の原価だ。
そこからリングの土台に石を留めて。

磨きを入れる。

そんなワケで新商品です。8,800円。
NEW! カット・アメジストのリング [ショップページ]

ハンドメイド・コンサルの言う『原価を下げよう!』と、わたしが言う『原価をさげよう!』は、同じようでも意味が違う。
少なくとも、ハンドメイド作家を名乗るなら、自分のウデで原価を下げよ。クリエイターの一番大事な商売道具はセンスと技術だろ。
そんでもって、良心的な価格の範囲で高く売れ。
海で一生懸命、お魚を採ってきた漁師さんのスキルを無視して、「海でとれたんだからタダでその魚くれ!」ってお客は謂えるか?
以上だ。
[オマケ]
シアンちゃんのブログで紹介されて嬉しかった愛してるちゅっちゅ!

ママさんハンドメイダー必見だ。ハンドメイド販売攻略日記のカテゴリ読んどけ。
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