先日から銅細工にハマり、散々 失敗 しながらも なんとかかんとか 形になってきた。
成功例(宣伝)。春の木苺のチョーカ [ ショップページ ]

そんなわけで、銅粘土 というものを先日からAmazon先生に注文していたのであるが、やっと届いたのでレポートしてみる。ただレポートするのもつまらないので、銀粘土と銅粘土を合わせた金木目(風)のクレイ・クラフトにチャレンジしてみよう。
木目金(もくめがね、杢目金、杢目銅)とは、何層もの色金を鍛接(加熱圧着)し、彫りや捻りなどを加え、木目状の模様に仕上げる技法、および木目状に仕上がった金属のことである[1]。「霞打ち(かすみうち)」、「板目金(いためがね)」とも呼ばれた[2]。英語でPattern weldingとも呼ばれるが、Mokume-ganeやWood Grained Metalの呼称も工芸家のなかでは使われている[3]。
wikipedia より抜粋。
wikipedia より抜粋。
簡単に言うと、2種類の金属で層を作り、削ったり叩いたりして木目風の紋様はじめとした様々なモチーフを作り出していく、というスーパー彫金技だ。ちなみに私は地金ではできないし、やったこともない。詳しくは wikipedia を読んでくださいな。
結論から言えば金属粘土を使って、本日あみだした独自技である程度の成功は収めたのではあるが、このエントリーでは、詳しいやり方は載せていない。なぜならば、私自身の中でまだ方法が完全に確立されておらず、偉そうにレシピを語る資格がないと思うからだ。
そんなわけで、簡単な経緯と出来上がったモノの写真を掲載していきたいと思う。
今後、技法が確立されればレシピを公開する。
[関連項目]
![]() | 銀粘土でハートのチャームを作ろう!(作ってあそぼ編) 銀粘土でハートのチャームを作ってみよう。 |
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まず、私が試してみたのは、本来の木目金と同様に金属を模し銀粘土と銅粘土の層を作り、造形してみよう、という方法であった。

粘土の層を作ったのち、小枝の形を造形して磨いて削って焼成してみて仕上げた。深い意味はない。木目って言えば木でしょ?小枝でしょ?とか思っただけである。

う~~~ん・・・。無理をすれば木目に見えなくもないがなんだか、シマウマかゼットン(ウルトラマン)みたいな様相だ。木目の細かい紋様がまったく表現されていない・・・。これでは木目金とは呼べない。
よくよく考えてみれば、本来の(地金)の木目金はザックリ言うと層にした金属を掘り出し、叩いて平らにする、といった工程だったはずだ。粘土の場合は叩いて平らにする、という工程は不可能である。ハンマーで叩いた瞬間に粉々に砕け散る・・・。う~~~ん・・・・。
やり直しっ!
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次に私が試したのは、銀粘土と銅粘土で『マーブル状にした層を作り、造形してスポンジ・ヤスリで削りだす』、という方法である(前述した理由で工程は非公開)。
どうやら紋様は木目金っぽく(?)なった。

別の角度からもう一枚。実験的に作業しているので、全体的に造形は荒いけど、なんとかかんとか木目調になってるでしょ?

[関連項目]
![]() | 釣鐘チャームのレシピ (銀粘土&ワイヤー・テクニック) 銀粘土とワイヤーと石でかわいい釣り鐘形のチャームを作ろう。 |
しかし、問題は山積している、一見、成功しているように見える上記の方法だが、思い通りの形は削り出せないし、あくまで『木目調』になるだけである。本来の木目金はもっと色々な紋様が生み出せる。粘土でそれを表現する方法はないものか・・・。art clay silverの公式サイトを見ると、その手法はある程度確立されているように思える。教室とかではすでに教えてるようだな・・・。私も頑張ろう!(←人にモノ教わるの嫌い)。
まだまだ課題はたくさんある。少しづつ解決する。
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