アクセサリーのオリジナリティ | 天然石ジュエリーのCanecryのブログ

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ハンドメイド天然石ジュエリーの作家、ロミのブログです


blogを書き始めたので、ちょっと過去の知識を再構築しようと思い立ち、自宅の文献をダラダラと読み漁っている。私は過去の偉人の面白エピソードを読むのが好きだ。

そんな私が最近夢中になっているのは、みなさまアニメでおなじみの、一休さんこと一休宗純。

好き好き好き好き好きっ好き♪いっきゅう~さん♪

下の画像の左上に小さく、一休宗純本人の肖像画を貼り付けてみた。なにこのギャップ。

こっちが本物
一休さん
一休宗純(いっきゅうそうじゅん)は、室町時代の臨済宗大徳寺派の僧、詩人。説話のモデルとしても知られる。
出生地は京都で、出自は後小松天皇の落胤とする説が有力視されている 。『一休和尚年譜』によると母は藤原氏、南朝の高官の血筋であり、後小松天皇の寵愛を受けたが、帝の命を狙っていると讒言されて宮中を追われ、民間に入って一休を生んだという。
[ wikipediaより抜粋 ]

これほど後世の評価と実在の人物像がかけ離れた人間が他にいるであろうか。

見識のある方はご存知だと思うが、実在した一休さんはアニメのようなとんち坊主ではない。とんでもないエロ坊主であり、そして先にあげたwikipediaにも記載があるように皇族出身という当時最高のセレブリティーであった。

名のある寺の住職になったものの、「俺を見つけたければ飲み屋か売春宿を探せ」(他日君来如問我 魚行酒肆又婬坊)という書き置きを残してたった数日でバックレた。発見された彼は美女はおろか美少年までもを傍らにはべらせるという仏教的に言えば(現代のモラルでも)むちゃくちゃな戒律の破り方をしている。

けれども当時一級の詩人であり芸術家であった彼は、数々の素晴らしい詩を後世に残している。

漢文というと堅苦しく聞こえるかもしれないし苦手意識があるだろうが、あえて漢文で一休さんポエムを紹介してみよう。
美人陰有水仙花香
(現代語訳:美人の○○○は水仙の花みたくいい匂いがするなぁ)

コラーーー!一休!

懲りずにもうひとつ。
淫乱天然愛少年
(現代語訳:美少年でハァハァしちゃうのは本能だから仕方ないよね)

いい加減にしろ。

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まぁ、良し悪しはともかくオリジナリティは高い。

一休さんほどのオリジナリティーを出すことは我々のような凡人には難しいが、アクセサリーの制作に関してもなるべく他とは違うものを作りたいと考えている(ここでやっとアクセサリーの話だ。前置きが長い)。

こちらはよく見るタイプのオープンハート。ティ〇ァニーのパクリといわれても仕方がないが、人気があるのだから仕方がない。
アクセの写真

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そのハートを発展させたのがこちらのラリエット。主役であったハートをあえて脇役の金具にしてネックレスの長さを変えられるようにしている。モチーフにオリジナリティがなくても、使い方を変えることにより、若干のオリジナリティはもたせられたかな・・・と思っている。
one heart シリーズ ラリエッタ

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釣り鐘型の銀のネックレス。
バロック・釣鐘ネックレス

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スズランや水仙のような形はあまり見かけないので、オリジナリティーはある、と思う。

このネックレスのキャッチフレーズはこうだ。

美人陰有水仙花香
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