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岡村ビジネスクリニックのブログ

中小企業診断士が運営するビジネスクリニックです。
企業内でのマネジメントなどのお悩みに対して、解決するお手伝いをしています。
このブログでは、日々の現場で役立つマネジメントのヒントを提供しています。

岡村ビジネスクリニックのブログ-7S委員会ー評価
 食品衛生7S委員会は、改善活動の実施状況及び清潔の維持状況について、現場の巡回点検(パトロール)を行います。

①原則として、現場の責任者とともに巡回を行い、随時説明を受けながら、実施状況の確認を行う。
②食品衛生7Sに逸脱していることが確認されれば、それを解決するルールが定められているか確認を行う。
③ルールが定められているのに、それが守られていない場合、”ルールを知っていてま、守っていないのか?”、”ルールは知っているが、守りにくいのか?”、”ルールを知らなかったのか?”の原因を把握する。

 また、パトロールに際して、デジタルカメラで逸脱事項を現場で撮影することによって、”問題の見える化”に役立ち改善が行いやすくなります。
 さらに、改善後も撮影することによって、改善効果の確認が行え、今後の活動の水平展開に多いに役立ちます。

 なお、パトロールは、あら探しではありません。お互いに活動の成果を確認し合うためのものであることを十分に認識することが大切です。



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 岡村ビジネスクリニックのブログ-good 英国の心理学者であるリチャード・ワイズマン博士は、これまで何らかの新年の目標を立てたことがある700人を対象に聞き取り調査を実施しています。その結果、目標を「達成することができたか」について尋ねてみると、「成功した」と答えたのは22%で、8割弱の人は、新年の目標を途中で諦めていました。そして、その”成功”の秘訣を分析しています。

 この研究から研究を重ねたワイズマン博士は、次の「年初の抱負を実現するコツ」を紹介しています。

(1) 目標は1つだけにする。
(2) 数日じっくり考える。
(3) 以前立てた目標は避ける。
(4) ごく普通の目標にする。
(5) 細かくポイントを設定し、1つずつクリアしていく。
(6) 自分にプレッシャーをかけ、サポートを得るために友人や家族に目標を話す。
(7) 定期的に「達成するとどう好ましくなるのか」を書き出し、利点を考えるようにする。
(8) モチベーションと進歩の感覚を守るため、1つのステップをクリアしたら自分にご褒美を与える。
(9) 達成までの計画やプロセスを記録し、グラフや絵を使って分かりやすく示す。
(10) 心が折れそうなときは諦めるのではなく、一時的に前の習慣に戻ったと解釈する。


 自己啓発などの多いに活用したいものです。

 また、業務における目標設定に際して参考になるのではないでしょうか?
 特に(5), (9)は進捗管理に、(7)は目標の共有に活用できると思います。


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岡村ビジネスクリニックのブログ-7S委員会ー実施 各部門は、食品衛生7S委員会が定めたルールに従い業務改善を行います。
 日々の業務に追われる現場に任せっきりであれば改善は進みません。そこで、食品衛生7S委員会が、”何時までに”、”誰が”、”何をする”を定めることを促しながら、改善活動が前に進むようにします。しかし、資源的理由(人・時間)で活動が着手・完了出来ない場合は、食品衛生7S委員会が率先してフォローすることも大切です。


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 実行可能なルール作りの後、このルールは明文化する必要あります。
 SOPとして策定するもの、1枚程度の取り決め書として文書にするものと、その内容に応じて文書の種類はことなります。

 その次に行うことは、ルールの再確認と実行のスタートを含めての教育訓練です。その時に教育訓練の記録を策定することで、作業者のルールに対する認識も向上します。

 そして、実行をすれば必ず、出来れいれば「褒める」、出来ていなければ「叱る」ことが重要です。”やっても、やらなかっても同じ”であれば、いずれ誰もやらなくなり、ルールは形骸化します。
岡村ビジネスクリニックのブログ-叱る


 ポイントは、”叱る”だけでなく”褒める”ことを管理者として大切の行いになります。”叱る”は問題が発覚した時でも解りますが、”褒める”は部下の日々の業務を観察する必要があります。普段から部下と上司のコミュニケーションが良好であれば、自然と部下の行動が見えてきます。”褒める”は部下を理解するためにも重要なコミュニケーションの1つです。

岡村ビジネスクリニックのブログ-褒める


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岡村ビジネスクリニックのブログ-7S委員会ー計画 食品衛生7S委員会は、事前に各メンバーである各部代表者から現場で実際の作業内容などの意見を集め、実施可能なルールを定めます。
 初めに活動に関する基本的なルールを定めなければ、10人いれば10人の考え方や解釈で活動が進み、トップの決めた方針からずれる恐れがあります。また、統一ルールを決めていないと、部門間で思わぬ作業ミスが発生することもあり、決められたルールを守らなくなることがあります。
 そこで、手段である整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌の5つの”S”について、定義を明確にして、これを躾で周知・徹底し、清潔を維持して行かなければなりません。

 また、PDCAの2巡目(例えば、2年目)では、これまでの実施に基づいて、ルールを現場にあったルールやワンランク上のルールに改善していきます。

 最後に、PDCAの”P”は、サイクルの始めに位置します。従って、初めにキックオフ大会を行い、トップ自ら7S活動の取り組みの方針を従業員に説明したり、2年目以降であれば、前年の活動における優秀部門を表彰するなど行うことが望まれます。これにより、何時から始まったのかが明確になり、2年目以降も心機一転新たな取組むが行いやすくなります。


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