1955年。アメリカ。
ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督。
マーロン・ブランド、
フランク・シナトラ主演。
久しぶりに見る映画が何故これなの、って感じなんだけど。
単純に、”死ぬまでに観たい映画”って書かれてあったから。
え!この映画が!?いや、そこまで…大袈裟な…。
フランク・シナトラがキャストだから、ミュージカル映画だろうな〜と思いつつ…違法賭博の話かーい!しかも胴元の役って…。オイ…。
あと、マーロン・ブランドも出てて、最初誰だか分かんなかった。何故か覚えられない顔で。しかも主役。てか、この人が歌ってる所を見てビックリした。歌うんかーい!でも、不思議と毎回違う人に見えるのよね…。
1回の掛け金が1000ドルって言ってたから、1955年だと1ドル360円が固定相場だから、36万。昭和30年の36万て、今の時代だと、えっと…確実に10倍はするよね。それを考えると、26億って…。
とまあ、妙な所が気になりつつ…これまたダンスも個性的というか、若干変なダンスで。何かコントみたい。
まあ女が居ても何しても、バクチは早々辞められないらしい。女は苦労するねぇ。
大金を手にしてVIP待遇を希望する人も居るけれど、VIPって、ずっと誰かに見られてるわけだから、嫌じゃね?常に人に気を遣われてる事が、どうして心地良いのかが理解出来ない。私だったらゾゾゾーってなっちゃう。リブミーアローンって感じ。
そして、バクチは勝ち負けしか無い。勝ち負けの間って…信頼じゃないの?
最後は突然ハッピーエンドなんだけど、これ絶対苦労するだろうな〜と。要らぬ心配。
映画の中で、マーロンブランドが、
”誰と結婚しようが長年のうちに人は変わる。だが男ってのは、女房の都合のいいように変えられるのを嫌う。”
何言ってんだ。賭博で生計立てんなよーーーーー
おしまい。