欲望という名の電車 | Love Faith Alive

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1951年。アメリカ。

エリア・カザン監督。

ヴィヴィアン・リー、
マーロン・ブランド主演。



マーロン・ブランドと言えば「ゴッドファーザー」なんでしょうが、実は私「ゴッドファーザー」を 見た事がありません。あんなに有名な映画なのにね。

なので、マーロン・ブランドを最初に見たのは、マイケル・ジャクソンの「You rock my world」って曲の、SFの中でだけで。だから、この映画を見た時、単純に若ッ!って思った。この時代にこういう体型の人って あんまり見た事がないかも。プレスリーとかも こういう体型?ムチっとしてるっていうか。

実はDVDのパッケージを見た時も、出演者が誰だか全然分からずに冒険、でもタイトルは知ってたから、ヴィヴィアン・リーの事も、誰この女優?って感じだった。彼女の出演作も、「風と共に去りぬ」の前編でしか見た事がない。「哀愁」や「アンナ・カレニナ」は手に取った記憶はあるけど、見てない。

そんなこんなで、ストーリーは、田舎で お嬢様育ちだった教師の女が、都会で暮らす妹夫婦のアパートに5ヶ月間滞在する お話。

てか、電車の名前が「欲望」って…。(笑)

妹夫婦の家はボロ。そして妹の旦那は気性が荒く、お高くとまってる姉が嫌い。何故 故郷を離れてきたのかを調べ、暴露。

姉は教師をしていたけど、若い頃に生活能力のない男と結婚。文句をつけたら自殺してしまった。その後、ホテル暮らしで娼婦スタイル、10代の男の子にも手を出してしまい、田舎から追い出された。そして、優しい妹のいる所に転がり込んできた、というワケ。

男性にとっては、女性の年齢って かなり気になるんでしょうね。まあ本能的なものもあるかと思いますが。女の人は、老いていくのが とにかく嫌。

終始上目遣いのヴィヴィアンリーは、なかなかイラッとする演技をしていて、マーロンブランドは、ぶちギレる演技と肉体美が目立ち、何か もぐもぐ食べてるシーンが やたらと可愛かったな。笑。

んで、ちょっと分からなかったのは、酔ったマーロンブランドが、姉を侮辱するために襲った??と思われるシーンがあり、鏡がパリンと割れる描写で終わっていた為に、んん??これって…襲ったの???と。

で、元々精神的にやられてた姉が、更におかしくなって、妹の旦那に勝手に精神病院に連れて行かれちゃった。まあ生活費も入れないで居座っていたから、嫌がられるよな。

妹は とっても優しい子で、そんな旦那が嫌になり、生まれた子供と もう家には戻らない、なんて宣言してる所で終わった。と思う。

個人的には、1950年代の映画って、暗くて重たい気がする。精神的に病んでる描写が多いって言うか。

マイケル・ジャクソンの「You rock my world」って曲のSFも、なかなか謎が多いので、何かヒントがあるかな~とか思っちゃったりして。そんなに聞き込んでる曲じゃないんだけどね。

どれどれ、久しぶりに見てみるとするかな。