
1955年。アメリカ。
フレッド・ジンネマン監督。
ゴードン・マクレー、
シャーリー・ジョーンズ主演。
(本編146分)
お安く買ったは いいが、本編が長すぎて、長らく見る気がしなかった映画。ついに見た。
映画の途中で「intermission」(休憩)が入ってるのだけど、その前に何回も休憩してたのは言うまでもない。数日に分けて見てたし。(^^;
物語は、オクラホマが州になる前の時代を描いていて、1人の女性を巡り、2人の男が奮闘する、という、至って単純な お話。田舎だ、田舎。
まずはストーリーよりも、その雄大な景色に目が奪われる。何たって抜群の お天気。
映画の出だしから、Oh what a beautiful mornin'♪Oh what a beautiful day♪なーんて歌から始まるのですが、あ、この歌知ってる!と。
ミュージカルなので、ずーっと この調子で続いて行き、ダンスもバレエ並に豪華。でも ちょっと やりすぎて笑いが込み上げてくる。駅で皆でタップダンスをしてるシーンが一番好きですね。いい音!
俳優陣も歌声も、上手いんだけど、特に好みではなかったので、普通~に見てた。何か この時代の男って、みんな本当に貧乏なんだなーと。競りのシーンでそう思った。
お前は俺のものだ、の時代です。やれやれ。
1956年。アメリカ。
ヘンリー・キング監督。
ゴードン・マクレー、
シャーリー・ジョーンズ主演。
(本編129分)
まさかの同じキャストだとは全く知らず、アレッ?ってなった。しかも この映画も2時間越えで、マジかよ~って思ったけど、終わり方は、こちらの方が断然好きだった。
物語は、回転木馬の客引きの仕事をしてた男性と、その お客さんであった女性との恋の お話。無職になった男と結婚した、女の苦労も描かれています。
まずは初っぱなから、男性が天国っぽい所で星のオーナメントを ふきふきしてる所から始まります。男性は、死んじゃった主人公でして。
で、地上で困った事になってると言うから、1日だけ戻れるのを条件に、自分の行いを回想していくのです。
私は回転木馬とか乗った事が無いので分かんないんだけど、あれって面白いのか?同じ所をグルグルしてて、気持ち悪くならないもんなの?
ま、いいや。
この映画はスタジオで撮ったシーンが多く、桜の花が咲いてるシーンは良かったなあと。時季的にも今と被ってるし。june is bustin' out all over♪june♪june♪june♪とかもね、いいねいいね、楽しそう。
最後、見る事が無かった娘の卒業式で、町の お医者さんがスピーチする内容が良かった。
「親の成功は親のもの。また親の失敗を子が恥じる必要もない。君らの人生は君らのものだ。世界は君たち若者のものだから 放り出すな。人に好かれぬ事を恐れるな。しかし人を愛せ。信念と勇気さえ持ち続けさえすれば 道はひらけるだろう。」
頑張れ父親!とも思ったけど、生きてる者と死んだ者とでは、時間の差が どんどん大きくなっていく事が 辛い。妻の傍へ行き、幽霊だから相手に見えないし聞こえないのに、
「愛してたんだ。それが言いたかった。」
なんて言うシーンがあり、これは凄く切なかった。タイプじゃないけど、胸がしめつけられた。
うん、こりゃ~なかなか面白かったぞ。
色々と悩み事がある状態でミュージカル映画を見ると、なかなか入っていけなかったりするのですが、忍耐強く見てれば、途中で連れていかれる瞬間がやって来る。今回は2本共長かったけど、途中で乗れて良かった。ほ。
