先日、家内から聞いた話。
家内が受けた染物教室で、講師が「植物なら基本何でも染料になりますよ。そのあたりに生えてるギシギシでも染まりますし」とおっしゃった。
すると、周りがざわつき始め、ある受講者が「先生、ギシギシって何ですか?」と言ったらしい。
「ギシギシは雑草の名前で、そうですね、調べてもらえば出てくると思います。」と先生。
家内も、そしてこの話を聞いた私も当然ギシギシを知らない人がいることに驚いたが、そのあとにもっと衝撃的なことがあった。
おもむろに生徒たちがスマホで検索して「へー、これ見たことあるわー」「あー、これギシギシっていうんだー」となったらしい。
まぁ、100歩譲って東区(名古屋の都会の方)の人たちだから、雑草を見る機会も少ないと思うが、人生の中後半の人たちがギシギシ知らないとは!
チコちゃんなら何と言うだろう?
さて、話は変わって、テレビで、「占い師はなぜ離婚者が多いのか?」という疑問が出ていた。
それを聞いて家内が、「あー、結婚相談者の人たちも離婚者多いらしいよ」と言った。
ものすごいご利益のあるパワーストーンの横で、とても不幸なおじさんが警備員をしているという、さらば青春の光のコントを思い出した。
何?占い師は自分自身のことは占えないの?
なぜ、未来がわかる能力を持ってるのに、離婚してんの?
離婚経験者が薦める人と結婚して大丈夫なの?
以前、ものすごくへたくそな字で入会者募集中と書いてあった習字教室を思い出した。
万引き犯に「嘘つきは泥棒の始まりだぞ!」と言われた気分である。
説得力が大事だ、というお話でした。