町内会の組長になった。

 

先日、町内会費の集金に行ったとき、家の前で2組くらいの家族連れが屯していた。

 

用件を伝えると、すかさず「逞しい体!、何かされているんですか?」と聞かれたので、「サスケです」と言うと「えー!そうなんですか?」というリアクションが返ってきた。

 

まず、初対面の人と話すと、大抵、背が高いですねか、いい体してますねか、かっこいいですね、と言われる。

 

まぁそれも昔からなので対応は慣れているが、最近感じるのはサスケの認知度である。

 

昔は説明するときに、サスケというスポーツバラエティ番組がありまして、その出場目指してトレーニングしています、と言ってもリアクションが薄かったが、近年は「サスケ」だけで大抵通じる。

 

そしてその会話の中でよく出てくるのが「ひかる君が出てるやつだよね?」だ。

 

比較的若い人だと「あの元気な電気屋さんの出てるやつでしょ?」で、比較的歳が行ってる人だと「あの漁師が出てるやつだよね?」となる。

 

これでだいたい数字を持っている人がわかる。

 

われわれサスケ仲間からすれば、サスケくんや結太くん、宮岡くんといったところが人気がありそうな感じだが、そのあたりは全く名前が出てこない。

 

「応援してます!ぜひ頑張って出場して下さい!」

 

「ありがとうございます」

 

一通り用事が済んで帰ろうとした時、小学校低学年くらいの男子が、私に向かって意味不明な奇声を発しながら、変な踊りを見せつけてきた。

 

咄嗟のことでリアクションに困ったが、「じゃあね」とだけ言って別れた。

 

それから少し時間が経ってからいろいろ理解できた。

 

あれは俺だ、と。

 

会話を思い出してみる。

 

「自宅に一通りセットがあるんでそれで練習してます」

 

「へー!すごーい!」

 

「こんな感じのやつもできるんですか?」

 

「えっと、クリフハンガーですね。できますよ」

 

「すごーい!」

 

周りの大人、しかも一番価値観について影響がある両親が「すごい!すごい!」を連発する。

 

それは子供にしてみれば、この人はすごい人なのかー、となる。

 

憧れの対象になるのだが、幼いのでどう接してよいかわからない。

 

なんとか、この人に自分を知ってもらいたい、どうしよう、もう帰っちゃいそうだし。

 

で、とった行動があの不思議な踊りなのだ。

 

思えば、自分の幼少期にも、似たような体験があったような気がする。

 

好きな女の子にどう接してよいかわからず、悪態をついたような、ないような。

 

今度同じような少年に出合ったら、もっと面白い踊りで返してやろうかな。

 

あ、最後に教育論を。

 

先日、生徒から「今日、学校の先生がキレてた」と言ったので、「何があったの?」と聞くと、「さっきのクラスもそうだったが、みんなワールドカップ見るのやめろ!」と怒鳴ったらしい。

 

そらみろ、デジタル教育とか言って、子供にパソコン配るからこうなるんだ。

 

フィンランドやスウェーデンでは、数年前からその弊害に気づいて、もう紙と鉛筆の授業に戻してるのに、日本は何やってんだ。

 

何百億円も予算つけた結果、子供たちに授業サボるツール渡してんじゃねーか。

 

前から言ってるが、教育とデジタルは相性が悪いんだよ。