先日の新聞に部活の顧問によるパワハラの記事が載っていた。

 

保健室に行った部員に「温室育ちのお坊ちゃん」と言ったり、

 

試合後に「俺が辞めるか、全員坊主になるか」と言ったとか。

 

私には何が問題かさっぱりわからなかったが、精読すると、教師の方に非があるという内容だった。

 

訓告処分だから、まぁ軽い刑罰だが、ことほど左様に、今の部活動は激アマのようだ。

 

昔話は好きじゃないが、私が学生の頃は、ことあるごとにビンタされてたけどな。

 

おかげで、変な道に逸れることなく、肉体も精神も鍛えられて、まともな人間になれたし。

 

はっきり言うが、私は鉄拳制裁賛成派である。

 

もちろん、なんでもかんでも暴力は反対だが、どうにもこいつのためにならんなぁ、というときに非常手段的に必要ということだ。

 

まぁ、滅多にないけどね。

 

中学の体育会の見学中に、爆音を鳴らしながらバイクで運動場を荒らしに来た奴らがいたので、自転車で追っかけて説教したり、

 

夜中に住宅地で音のでかい花火をやってる奴らをとっつかまえて説教したり。

 

総じて、怒られるということは、自分が間違ってたり、社会に迷惑をかけてるわけで、叱られることで、自分が成長できるわけである。

 

その時は痛いが、非常にありがたい。

 

もし、叱られなければ、しょうもない人間になるからね。

 

先日の将棋大会でも、私が真剣に対局している最中、横でずっと小学生の男子が自分の負けた腹いせを母親のせいにしていた。

 

「ほんとうは僕のほうが勝ってたのに!

 

本当は僕のほうが強いのに!

 

みんなが見てるから負けたんだ!

 

お母さんがいけないんだよ!

 

僕がこんなに傷ついてんのに、僕の気持ちも知らないでさぁ!

 

こういうとき、なぐさめるのが親の役目だろ!

 

何とか言ってよ!」

 

これを延々と繰り返すのである。

 

思いっきり、蹴っ飛ばしてやりたかったが、我慢した。

 

そう、激アマに育てた結果がこの少年である。

 

別に殴れとは言わんが、もっと厳しく育てろよ!と切に思った。

 

もっと強くあれ!日本男児よ!