昨日行われた「第4回ロミオリンピック」にASD(自閉症)の人が来た。

 

ヘルプマークを付けていた。

 

それは会って2,3会話するだけでわかる。

 

変な空気になるのだ。

 

もちろん私だけではなく、一緒にいた高校生たちもすぐに察知した。

 

そして、軽くいじり始めた。

 

それが絶妙なのだ。

 

あからさまにやると「いじめ」と捉えられて、自分が不利になることを知っているのだろう。

 

相手を褒めたり、乗せたりして、危険なことや困難なことをやらせて、失敗させてほくそ笑むのだ。

 

これはもう昨今の学校教育の賜物だろう。

 

昔の我々が子供の頃は、直接的にからかっていたが、それを禁じられたのだろう。

 

良いか悪いかは置いといて、これは男社会としては当然の成り行きと思う。

 

男社会は組織で動く。

 

だから命令系統がうまく作動しない場合、それは軍全滅の危機となるからだ。

 

もちろん平和な現代日本に軍隊はないが、男のDNAの中に深く刻まれているからこれに逆らうのは容易ではない。

 

こういう空気の読めない奴は無性に排除したくなるのだ。

 

例えば、この30代の男は、アイスをかじりながらやってきて、炎天下のテーブル上にそれを置いたまま他のものに心が動いたのだろう。

 

「ロミオさん、ロミオさん」と呼ぶので見に行くと、溶けたアイスが他に人たちのかばんなどに染み込んで、大惨事となっていた。

 

また、ユーチューブ撮影で一人1コメントずつで順番に回しているのに、人の話に入り込んできてずっとしゃべり続けるのだ。

 

他の人の競技が始まり、私が撮影をしている最中でも平気で「ロミオさん、ロミオさん」と呼びつける。

 

すごいな、このマイペースは。

 

こちらは結構な損害を受けてるのに、ヘルプマークを持ってんだから助けろって、こっちが助けてほしくなるわ。

 

ま、一応、いちいち説明すれば理解はできるようなので、実害を最小限には食い止められるが。

 

面倒くさいので、あんまり関わりたくないのが本音だ。