おとんが自転車の相談に来た。

 

80歳でクロスバイクはちょっと怖いからママチャリにするわ。

 

で、今乗ってるクロスバイクを友(私の弟)に譲りたいけど、だいぶガタが来とるで、直すか、新しいの買うか。

 

確かに、買ってからずっとメンテしていなかったから、ひどい状態だった。

 

この際、新しいのを買えば、中古で2万くらいでまぁまぁいいやつが買える。

 

でも、その2万ももったいないので、私が直すことにした。

 

以前、自分のロードバイクをカスタマイズしたときに、純正で外してあった部品が結構残っていたので、それを代用した。

 

まず、チェーンをオイルで滑らかにして、ベルをつける。

 

シートポストを交換して、サドルも交換する。

 

ブレーキを調節して、鍵もつける。

 

泥除け代わりに、リアキャリアをつけて、フロントライトとリアライトもつける。

 

タイヤの虫ピンを交換して、空気を入れる。

 

これで完璧だ。

 

トータル0円である。

 

おかんが「自転車屋できるね!」と言ってたが、まぁできますね。

 

さて、話は変わって、「弾き語り」。

 

いつもインスタ(インスタグラムというSNSの一種)にサスケのトレーニングを日記代わりに投稿しているから、当然、私はサスケの人と思われている。

 

先日、ちょっと趣向を変えて、ギターを弾きながら、ギリギリチョップ(サスケ仲間にB’z好きがいたから)を歌った動画を載せたら、予想以上に反響があった。

 

恐らく、サスケの人が音楽をやることに意外性があったのだろう。

 

だから、東大生はサスケに出場しやすいのだろう。

 

私もプロのミュージシャンだったら、サスケに出られたかもしれない。

 

塾講師じゃパンチが弱いね。

 

さて、またまた話は変わって、「どうやったら勉強が好きになれますか?」。

 

これは先日、塾を退会してった子に「これが今生の別れだから、何か聞いときたいことあるか?」と聞いたときに返ってきた質問である。

 

この子は小4の終わりから家庭教師先で受け持ってた子だが、勉強が大嫌いで、中2まで、本人のペース(めちゃくちゃかったるい速度)で授業を進めていたが、当然、成績が上がらず、いよいよ中3で受験生になるし、さすがに親が心配して授業数を増やしてほしいという要望に応えたのだが、結局、1日で嫌になったというダメダメ生徒である。

 

頭は悪いが、いい質問である。

 

確かに、人間には生まれ持って、知識欲がある。

 

でも、それが削がれてしまうのは、学校の学習スピードよりも本人の理解スピードが極端に遅いからである。

 

中2になってもかけ算の九九ができない、is,am,areの使い分けが理解できない。

 

すると、当然、学校のテストは0点だし、学年順位は最下位だし、通知表は1である。

 

すると当然、周りからバカ扱いされるし、親には小言を言われる。

 

これで勉強が好きになれたら、逆に異常である。

 

逆に言えば、勉強が嫌いになるための最高の環境が揃っているのだ。

 

だから、こういう理解のとてつもなく遅い人間は、小1くらいの早い段階で、介護の資格や、単純労働作業のスキルを身に付けさせた方が、本人にとっても、社会にとっても、有益である。

 

で、勉強は本人の理解速度に合わせて、10年くらいかけて、小1レベルの日本語の読み書きと、簡単な四則計算ができるくらい

身につけばいい。

 

英語なんてそんな高度なことはやらなくていい。

 

そう考えると、シンガポールやドイツの教育システムはよくできている。

 

生きていくための最低限の知識を義務教育で習得させるのが理想だが、絶対能力的にその最低限すら無理な人間は結構存在する。

 

まぁ、逆に学校のスピードが遅すぎて、つまんないと思う超天才も存在するが。

 

でも、生徒数と先生数と国家予算を考えると、現状が一番、理にかなったシステムだけどね。