先日、6人のサスケ仲間がロミオパークに来てくれた。

 

全員東大生なので、目には見えないが、偏差値の濃度が高い空間になってたと思う。

 

スカウターみたいなもので可視化したら、やたら戦闘力が高いやつらが集まっていて驚くだろう。

 

とは言え、神は二物を与えず、サスケのポテンシャルは並以下だったが。

 

だから、京大卒の山下君って子は特異な子なのだろう。

 

京都大学卒の頭脳と高いサスケ適性能力を併せ持っているのだ。

 

でも、逆に言えば、東大や京大へ行く頭脳の持ち主が、スポーツバラエティ番組に興味を持つことが特異なのだ。

 

そもそも学業の方に全振りしてきた人たちだ。

 

そのベクトルの先には、医者や弁護士、政治家、ITの起業家がある。

 

何も無理して肉体労働に携わる必要はない。

 

ごくまれに、スポーツが好きな東大生もいるが、それは大相撲やプロ野球といった職業として成り立っているスポーツだ。

 

サスケは職業ではない。

 

どんなに活躍してもお金は一切もらえない。

 

レジェンドと言われる一部の有名選手がイベントに出演する場合、多少の交通費と出演料は出るが、それだけで生活はできない。

 

だから東大生とサスケは親和性が低いのだ。

 

ちなみに、6人の中に、黒田家の由緒正しい末裔がいて、その子に反り立つ壁の登り方を教えた。

 

失敗するたびに「おい!長政公が泣いてるぞ!」とか「勘兵衛に笑われるぞ!」とか発破をかけてなんとか登れるようにした。

 

ということで、私は黒田家の嫡男に反り立つ壁を指南した男と名乗れる。

 

さて、話は変わって、千鳥。

 

先月、家内と花鳥園に泊まりで出かけた時のこと。

 

ホテルのテレビをつけていたら、千鳥の番組がやっていた。

 

複数人の人が400mトラックを走って、ドベの人から脱落し、最後に残った人が勝ちというルールだった。

 

で、芸人や、元プロスポーツ選手などが、彼らなりに真剣に走っているのだが、その様子を見ながらやいのやいの言って笑いを作っていたのが千鳥だ。

 

バラエティだから笑いを作るのが仕事だ。

 

それは理解するが、やはり私は腹が立つ。

 

自分は何も走らず、汗もかかず、スタジオのモニターを見ながらバカにしたようなコメントを言う。

 

あの立ち位置がすごく卑怯に見えるのだ。

 

いじめの構図によく似ている。

 

人を踊らせといて、自分は匿名で、攻撃されない安全な場所にいて、そこから人を攻撃する図式。

 

ネット上の誹謗中傷もきっと同じ構図なのだろう。

 

私はやらないからわからないが。

 

みんな高校野球みたいに正々堂々とやろうぜ。