私の体は30歳である。
うちの体重計に乗ると体年齢が表示されるのだ。
どういう計算かわからないが、恐らく、身長と実年齢があらかじめ入力してあり、それに体重と体脂肪を加えて割り出すのだろう。
でも、わたしの実年齢は51歳である。
なんだこの20歳分のずれは?
ということで今回の話は「ずれ」。
家内がいうには私は相当ずれている人間らしい。
「自分が基準と思うなよ」とよく言われる。
自分ではかなり常識人だと自認しているが。
「おじさんって何歳?」
「生活者発想塾」という本に書いてあった。
博報堂という会社が大規模なアンケートから導いた平均値が載っている。
博報堂とはヤフーを運営している会社ですね。
私は29歳がおじさんと予想した。
自分が子供の頃、先生(20代)たちはおじさんだった。
また、サスケの仲間(中学生~30歳)たちの話を聞いていると、だいたい20代前半がピークで、30代に向かうとだんだんパフォーマンスが下がるのだ。
これを総合すると、29歳くらいだろう。
「近所ってどのくらいの範囲?」
これも、現代人がすぐそこのコンビニでも車使ったり、遠足でもすぐ疲れた~とかいうので、かなり狭いだろうと予想した。
私の答えは「200mくらい」
「小銭っていくら?」
私の答えは「120円」
まぁお札ではないので1000円はいかないだろう。
100円玉があれば立派なお金だから、本当は100円以下にしたかったが、さすがにジュースくらいは買いたいだろうと思ったのだ。
「多数派ってどのくらい?」
「90%超」
やっぱそれくらいないと多数とは言わんでしょ。
「一瞬って何秒?」
「大特価って何割引き?」
「ちょっと一杯って何時間?」
こんな感じでいくつか質問があったが悉くずれていた。
大調査アンケートの結果、おじさんは「43.2歳」だった。
標準偏差では20を切る偏りぶり!
700人に1人くらいのずれだった。
近所は「472m」
小銭は「710円」
多数派は「66.5%以上」だった。
別に、他人と感覚がずれていたって生活に困ったり、困らせたりすることはないと思うが、違和感を与えるかもしれない。
これだけ国民の生活が苦しいのに、防衛費に数十兆円もかけたりする岸田の感覚は私には理解できない。
こんなにつらいのに、なんの罪もない自国民も他国民も死なせるウラジーミルも理解できない。
理解できないと、人は嫌悪感を抱く。
まぁ、人として尊重はするが賛同はできんな。
ちなみに29歳がおじさんと答えたが、私自身は75歳くらいでおじさんになるつもりだ。
近所は半径200mと答えたが、それは現代人の平均を予想しただけで、私の近所は、自転車で行く距離だから15kmくらいである。