最近の生徒たちは漢字や英単語の覚えが悪い。

もちろんスマホのせいだ。

子供たちの主張は、何でネットで検索すれば当たり前のように出てくる情報をいちいち覚える必要があるんだ?である。

だから歴史の年号も覚えなければ、化学の元素記号も、総理大臣の名前も日本一高い山の名前も知らない。

確かに私も父母の時代からしたらかなりバカに見えるだろう。

父母の時代はゲーテやトルストイなどの文学作品からカントやデカルトなどの哲学書を全部読んでいないと議論に入れてもらえなかったという。

確かに未だに父母と政治・経済について議論しても知識量も経験論も圧倒的に敵わない。

もうひとつ。

先日、家内が言ってたが、最近の新入社員は「何事も経験だからまずは自分の好きなようにやってみろ」という上司の指示の意味が通じないらしい。

正解がわかっているなら、失敗する時間がもったいないから、ちゃんと指示通りやるから、1から10まで全部教えろよ、ということらしい。

本や映画にしても、時間がもったいないから、かいつまんでダイジェストで読んだ気になる。

俺も時間の無駄は嫌いだからわからんでもないが。

まぁそうして作った時間で自分の好きなことはじっくり時間をかけるのかな。

以前も書いたが、クラウドサービスに人類の叡知が蓄積され、人間一人一人の脳はスカスカになっていくのだろう。

本人がそれでいいならいいか。

私はやだけど。