インデックス投資について、人によって、投資信託には複利効果はないとか、銀行から勧められるときに単利じゃなくて複利だから増えやすいですよなど人や立場によって言うことがマチマチだと思います
私なりの理解でいうと、純粋な意味では複利効果はないと考えています
ですが、分配金を出さないファンドを持ち続けることや、分配型が出てもそれを同じファンドを購入することに当て、基準価額が減ってしまわないようにすることで、結果的に分配金を出さないよりも資産が増えやすいという意味で複利的な効果はあると考えています
本来の意味での複利効果はお金の貸付け等で出てくるものになります
複利で貸し付けられる住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードのリボ払いの金利のように元金を返済しない限り利息が元金に上乗せされて、元金+利息に利息がかかり雪だるま式に返済額が増えていく計算などでよく用いられます
個人で言えば、銀行預金が本来の意味での複利効果を発揮するものになりますが、利率が低すぎて実感できる人は皆無でしょう
投資信託はAIブームのような株価の高騰で基準価額が跳ね上がったり、ファンド内の会社が好業績で配当金が出ることで基準価額が押し上げられるといった意味では複利みたいに増えていきやすいように見えます
ですが、純粋な複利のように元本に利息がのって、さらに・・みたいなことにはなりません
だからこそ、世界経済や米国経済など右肩上がりになるだろうと信じられるインデックスファンドに投資することが何よりも重要だと私は考えています
複利計算のグラフは幻くらいの気持ちで、世界経済が伸びたら、その経済成長を後押しした見返りでお金もらえるんだなぐらいの理解が精神衛生上もいいと私は考えます
参考にしたブログや動画