新NISAに関して書かれているもので、新NISAで高配当株に投資するのは、再投資して複利を得ることを犠牲にしているから悪手だ、といっているものが散見されます
たしかに、アマゾンやグーグルなどの世界経済、米国経済を牽引する企業は無配当ですし、株主還元を重視する企業は成熟企業が多く株価が何十倍にもなることは期待できないですし、資産の最大化という観点からは不合理で悪手だと私も思います
しかし、人間は感情で動く生き物です
今後暴落が起き、そこから元の株価に戻るまで10年以上かかるかもしれません
そんなとき、高配当を出してくれる企業、特にリーマンショックやコロナショックなど数々の暴落でも減配しなかった企業の株を持って継続的にインカムゲインを得ることができれば、株価が戻ってくるまでの精神安定剤の役割を果たしてくれると、私は考えています
投資では、市場から退場せずに、ずっと居続けることが重要だと言われています
私は、オルカンとS&P500の積立投資で資産の最大化を、高配当株で心の安定を継続的に得る二刀流で今後も新NISAの投資を継続していこうと考えています