今回は、私にとって一番わかりやすかったサッカー戦術の本を紹介します。

 

この本で書かれていることは、サッカーの定石です。

 

ゴルフでいえば、コースマネジメントの本です。

 

この本を読むことで、サッカーで頻繁に起こる状況の解決策がわかります。

 

Aという状況のときには、Bとするのがベターというものです。

 

例えば、パスをもらうときには、真横ではなく斜め後ろがいいと書かれています。

 

なぜでしょうか。

 

それは、斜め後ろでもらった方がトラップがしやすいし、視野を広く確保できるからです。

 

今のは一例ですが、この本では、こういった色々な場面での王道な解決策を示してくれています。

 

さらに、なぜその解決策がいいかという理由付きでかかれていますので、納得できます。

 

よく、戦術がかかれた本でも、なぜその理由がいいのかがかかれていないため、別の状況になったときにその戦術が通用しないときに自分で考えることができません。

 

この本では、どういった状況であれば使えるのか、逆にどういった状況であれば使えないのかがわかるようなつくりになっています。

 

この条件がそろっていれば、この定石が使える、といった具合です。

 

定石、セオリー、王道、なんでも構いませんが、この本ではそれを惜しみなく紹介しています。

 

サッカーの戦術って何?

戦術をわかりやすく書いた本ってないの?

という方にぜひ読んでいただきたい本です。

 

西部謙司の本は、面白い本ばかりなので、他にもまた紹介します。