私のフランス My France 9 Digne, Musee Gassedi ガッサンディ美術 | 『幻の旅路』大湾節子のブログ

私のフランス My France 9 Digne, Musee Gassedi ガッサンディ美術

(1)  サンタ・バーバラの写真展です。バッハの曲

Setsuko Owan Travel Photography  

“♪That Day, That Moment♪”

『大湾節子   旅の写真展 ♪あの日、あの時♪

 

 

 

(2)大湾節子 ヨーロッパ 旅の写真 『幻の旅路』

THE COLORS OF SERENITY EUROPEAN TRAVEL PHOTOGRAPH

ショパンの曲:Chopin Nocturnes 

https://youtu.be/cNiV2gSHv4Q
https://youtu.be/Dg7WuhyafVo?list=PLh7tm6ncxjUO0kOPASUUSrcucp5nYxdK
https://youtu.be/zwpi7BR4e-0

 

 

Musee Gassendi

2017.09.24 (Sunday)

 

ピエール・ガッサンディ (Pierre Gassendi1592−1655)

ディーニュ・レーバンの近くシャンテルシェで貧しい農夫の子として生まれ、その後、物理学者・数学者・哲学者として活躍する。

 

1982年、ホテルの娘ノエミがまだ十分英語もできないのに、ディーニュの町を案内してくれた。

その時、ひどく粗末な村の美術館を案内してくれたが、それがこの美術館だろうか。

すっかりきれいに改造され、同じ建物とは信じられないくらいだった。

それもそうだろう、私が訪れた時から35年も経っているのだから。

この時、ノエミと一緒に露天市場で撮った写真は『幻の旅路』第5章のP369に載っている。(1982.10.20)

 

 

(1) 美術館の2階の窓から

美しい南仏の光が差し込んでいる。

暗い壁と明るい窓とのコントラストを強調。

 

 

(2)窓越しに見える淡いピンク色の建物。

南仏独特の色。

(1)の写真と少し角度を変えて、少し明るいイメージにする。

 

 

(3)後ろに山が望める窓際の写真

 

 

(4) 紺碧の空、白壁、黒い窓枠、美しい模様の軒天

 

 

(5) Etienne Philioppe Martin (1856-1945) Born in Marseillais

マルセーユ生まれの画家・作曲家・作家

1905年から死ぬまで、この美術館のキュレーター・館長 (curator)を務める。

 

 

(6) Etienne Martin

 

 

(7)The Relay (1890)

Etienne Martin

昔の町の様子

 

 

(8) The Courier (1900)

Etienne Martine

鉄道がなかった頃の荷馬車での旅

 

 

(9)The Courier

Etienne Martine

エクス・アン・プロヴァンスからディーニュへの道程もこんな感じだったのだろう。

その時代の雰囲気をよく捉えている。

 

 

(10)美術館の入り口に置かれた可愛い女の子とガマガエルの銅像

enigmes なぞなぞーガマガエルに向かってお辞儀をしている女の子、あるいは、謎を問いかけているのかもしれない。

両手で囲めるくらいの小さな銅像である。

 

その他にも同じ彫刻家の作品が2つ飾られていた。

secret 秘密ー2人の子供が抱き合って、耳を寄せ、囁いている。

in situ 決まった場所にー3人の女の子が下を向いて手を繋ぎ輪を作っている。

子供の遊びの1つだろうか。

美術館のパンフレットからフランス語を抜き出したので、正確なところはわからない。

 

 

(11)こんな可愛いらしい銅像を見たのは初めて。

 

 

(12)ディーニュ地方特産の陶器

 

 

(13)素朴な絵が描かれた陶器

色が独特である。

 

ディーニュの周辺の山々では大昔の化石がいくつも発見されている。

この美術館に一階の展示室でも、人間の頭をし、体は魚をした化石が展示されていた。

長さは1メートルか、1メートル50センチぐらいだったか。

フランス語のビデオを見て説明を聞いたが、どこかの池で発見されたようだった。

信じられないほどしっかりした形で保存されていて、名前が書いてあったので、検索して見たがどうしても見つからない。

フランス語なので、英訳も探してみたが見つからない。

手帳に控えてきたが、その手帳を捨ててしまったので、いまは調べようにも調べられない。

人間と動物が進化していく状態がはっきりわかる貴重な化石で、ややC型に体を曲げている姿が目にこびりついている。

大きなイチョウの葉のような格好の尾ひれがついていて、短い腕も5本の指もある。

魚の頭ではなく、人間の頭蓋骨がついているのだ。

一体あれはなんだったのだろう?

 

たまたま2018年のゴールデングローブの受賞作品の中に、『シェイプ・オブ・ウォーター』とうい映画があった。

水陸両方で生活できる魚人(ヒューマノイド)と、夜勤の女性との愛の話だ。

私の見た化石は頭蓋骨が人間のような形をしていて、映画のイメージとはだいぶ違う。

次回、また美術館に行くチャンスがあったら、ぜひ確認したい。

 

TirpAdvisorの読者投稿の1枚、背骨と尾の部分が出ている写真が載っていた。(ディーニュ=レ=バン)

https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g196670-d3557826-Reviews-Musee_Gassendi-Digne_les_Bains_Alpes_de_Haute_Provence_Provence_Alpes_Cote_d_Azur.html#photos;geo=196670&detail=3557826&ff=267390509&albumViewMode=hero&aggregationId=101&albumid=101&baseMediaId=267390509&thumbnailMinWidth=50&cnt=30&offset=-1&filter=7&autoplay=

 

 

 

3) 『幻の旅路』の紹介をしている番組です。

 “Maboroshi no Tabiji”『幻の旅路』

Setsuko Owan 大湾節子

Nice to Meet You!”インタビュー番組

 

 

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