お近くの図書館で『幻の旅路』を見つけてください。
ショパンの曲:Chopin Nocturnes 大湾節子 ヨーロッパ 旅の写真
『幻の旅路』
THE COLORS OF SERENITY
EUROPEAN TRAVEL PHOTOGRAPHY
https://youtu.be/cNiV2gSHv4Q
お久しぶりです。
長い間お休みして失礼していました。
6月からネガティブ・フィルムのスキャニングのプロジェクトを始めました。
やり方をすっかり忘れていて、使用書を0から読み直し、7月になって、作業を始めました。
8月は東北や北の国々の図書館に、寄贈の問い合わせを送りました。
全部で400館以上、問い合わせました。
やっと今月、回答がまとまり、今週中に『本の泉社』に連絡します。
11月にはお近くの図書館の本棚に『幻の旅路』が大きな顔をして座っているかもしれません。
見つけたら、ぜひ手にとってご覧になってください。
日本全国、1館、1館の図書館を自分の足で回りたいのですが、残念ながら不可能です。
代わりに、拙著が日本各地を訪れてくれています。
本を通して『新しい出会い』があることを感謝しています。
また、じっくり1ページ1ページ、気が向いたときに読みたい方はぜひ分厚い『幻の旅路』をご購入ください。
側に置いて、写真を見ながら、ご自分も旅をしている気分になってください。
9月は、『幻の旅路』に登場するスイスのお友だちを訪ねました。
いままで、お母さん役、本の出版と、20年以上の空白がありましたが、20年、30年ぶりに再会した友人たちは心温かく私を迎えてくれました。
第4回目の旅、1981年に初めて会ったホテルのオーナー・マルラさん。
世界1の料理人のご主人はすでに亡くなりました。
マルラさんは86歳。
20年前に乗馬をしている時に車にぶつけられ、転倒し、左足を折りました。
リハビリに3年、やっと歩けるようになったのに、昨年クリスマス前にうちの中で転んで、また左足を折りました。
でも私が9月に訪れた時は、歩けるようになって、まるで36歳の若い女性のような運転をして、エメンタール地方の山々を案内してくれました。
このブログにもホテル・ヒヤシェンに泊まったときのことが載っています。
http://ameblo.jp/romantictravel/theme-10055269660.html
第6回目の旅、1983年にベニスに行く列車の中で会ったエリザベスの家族にも再会しました。
お母さんとは32年ぶりです。
スイスの鉄道に詳しいお父さんは交通事故で既に亡くなっていました。
お母さんは86歳。
私が前回会った時に贈った革製のバラのブローチを付けていました。
美しい田園が広がるベルン郊外のうちにひとりで、膝が痛いと言いながらも、家庭菜園をしながら暮らしています。
『幻の旅路』のグラビアの写真(P17)が、エリサベスのお母さんのうちの庭です。
緑の畑が一面に広がっています。
第7回目の旅、1984年にスイスの駅前ホテルで会った女性・シロにも再会してきました。
エメンタールの語源になったエンメ川が横切っている小さな村に住んでいます。
りんご畑を通って、誰も行かないような水堀に囲まれたお城の周りを散策しました。
静かな美しい秋の1日でした。
スイスで新しいお友だちもできました。
次回はいつ会えるでしょうか。
今回の旅の写真はゆっくり時間をかけて掲載します。
気長にお待ちください。
10月は日本の家族を訪問します。
2月に義兄が大きな手術をしました。
またもう1人の義兄も老人ホームに移りました。
私も人生の幕を閉めるのを真剣に考える時期になりました。
夫の体調が優れないので、長い間留守にしておけないのですが、いままで会った人たちも高齢になり、お互いに生きている間に『再会すること』が、私のこれからのプロジェクトです。
2016年10月、『幻の旅路』を寄贈する県は下記の通りです。
(1)富山県(2)石川県(3)福井県(4)新潟県(5)山梨県
(6)長野県(7)青森県(8)岩手県(9)宮城県(10)秋田県
(11)山形県(12)福島県(13)北海道
下記の地域の町の図書館、および大学の図書館には、すでに『幻の旅路』を寄贈しています。
2015年
(1)沖縄県(2)長崎県(3)福岡県(4)鳥取県(5)広島県
(6)兵庫県(7)大阪府(8)香川県(9)愛媛県(10)東京都
2016年4月
(1)京都市(2)三重県(3)滋賀県(4)奈良県(5)和歌山県
(6)愛知県(7)岐阜県(8)静岡県
幻の旅路―1978年~1984年 ヨーロッパひとり旅/大湾 節子
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