HDでは、思考や感情など私たちが日常的に使っているエネルギーの出入り口の事を【センター】と呼んでいます。チャート図では四角や三角のブロックで表されています。
色着き(ON)/色無し(OFF)の区別は、人によってエネルギーの流れ方が違っている事を表していて、それが個性となります。
9つあるセンターのうち、直感を司るのは【脾臓センター】です。
直感は「今この瞬間」に於いてしか機能しないので、その一度きりの気付きは後になって再び知らせに来てくれる事はありません。何が自分にとって健康的かそうでないかという、非言語の認識を持っています。
そして、直感は生存本能と深い関係があります。
非常時に生き残ろうとするため身体が咄嗟に反応するのは脳を経由した判断ではなく、直感によるものです。「火事場の馬鹿力」もそれに当てはまります。
虫の知らせ、嫌な予感がするというのは「危険から身を守れ！」という警報システムです。そういう意味では、直感は生きるうえでとても大切なエネルギーであると云えます。
脾臓センターが色着き(ON)の人は常に直感にアクセスでき、自分の勘は頼りになるデザインです。
しかしONの人でも、せっかくの頼れる直感を見逃してしまう事があります。頭であれこれ考える【思考】のエネルギーは、誤った判断を無理やり正当化してしまえるので、カネや欲に目がくらんでいる時などは思考優位になり自滅する事も大いにあり得ます。
色無し(OFF)の人は、自分にとって良くない環境や人間関係を手放す事や、安全や健康に注意を払う事に対しての判断が不安定になりやすいデザインです。
かといって、直感が全く起きないという訳ではありません。それまでの経験を活かして直観(感ではなく観のほう)を磨いたり、信頼できる人の協力を得て危険から身を守る事も全然出来ます。
こうして観てゆくと、人間に本来備わっているエネルギーというのは、本人がどう扱うかによって大きく左右される事を改めて思い知らされます。
遺伝子コードで読み解く占星術【HD】
リーディングでは、その人の特性/個性やエネルギーの使い方など色んな角度から解りやすくお伝えしています。
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