本エントリーは沖縄で書いているので、最後の「粗糖」について取り上げます。粗糖の元になるサトウキビは、沖縄県の島々の特産品です。というより、沖縄の島々には、サトウキビを生産する以外に、生業の立てようがない地域が複数あります。
例えば、TPPでサトウキビの関税を引き下げる、もしくは撤廃すると、沖縄のサトウキビ産業は壊滅するでしょう。結果、島々から人間がいなくなります。東シナ海の向こう側で、我が国の仮想敵国が狂喜乱舞することになります。
要するに、サトウキビの関税一つ採っても、事は「農業の関税問題」や「農業の既得権益問題」ではなく、国家の安全保障の問題なのです。サトウキビなどの関税を高く維持し、各島々で産業と生業を維持することを「地域保護」と表現する人がいます。確かにそれはその通りですが、それ以上に「我が国の安全保障の問題」でもあるわけです。
すなわち、公共事業のさらなる規制緩和も、サトウキビの関税問題も、日本国民全員が「自分たちの安全保障の問題」として捉えなければならないのです。
まあ、国民全員が「サトウキビの関税問題は安全保障問題」と理解するのは現実的ではないように思えますが、せめて政治家だけでも理解してもらわなければ困るのです。今回の参議院選挙、各候補者が上記の「安全保障の問題」を理解しているかどうか確かめて、御投票頂ければと存じます。
三橋貴明は、上記「安全保障の問題」を完全に認識していらっしゃる自由民主党の赤池まさあき候補を、全国比例区で推薦いたします。赤池まさあき候補が政策として「TPPには慎重に対処するべきだと思います」と書いていらっしゃるのは、ことが「安全保障の問題」であることを理解しているためなのです。
参議院選挙の「比例区」の投票の際には、政党名ではなく「赤池まさあき」と個人名を書いて下さいませ。
引用以上
この「新世紀のビッグブラザーヘ」というブログの素晴らしいところは、このブログは自らを「経済ブログ」と言いながらも、安全保障を経済の上位に位置付けている点です
池田○夫みたいな変な経済学者のブログを読むと分かるのですが、「中国や韓国に対しては批判するクセにアメリカやアメリカ発の新自由主義に対しては無条件降伏する」のが、「保守派」経済ブログの一連のパターンなわけです
しかし「ビッグブラザー」を読めば分かる通り、サトウキビの関税問題1つとっても日本の安全保障と切り離せないわけです