胃痛の原因予想③ | ドット ラ ロマンティラ

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母は明るく社交的で、誰にでも声を掛け、友達になってしまうような人です。

尊敬と感謝の念を抱いています。

 

が!

時々、父と兄が、母に当たりが強い時があるのを知っていたのですが、

その意味が分かってしまいました・・・。

いや、母に悪気はない、無いからこそ、この気持ちの行方は・・・!?

というお話です。

 

 

父の「後期高齢者医療被保険者証」を返却したのですが、

銀行口座から保険料の引き落としがなく、

ふと、どのように支払っていたんだろう?

どのような仕組みになっているんだろう?

 

母の保険証はこのまま使えるの?という疑問が。

(父が母を扶養家族的な扱いで、母の分も払っているのか!?)

 

母に聞いてみると、

 

「知らない」

「分からない」

「覚えてない」

 

お、おぅ。

これは、市役所に電話で聞いて、

父も母も「年金からの天引き」になっている事を教えてもらい、

母はこのまま、普通に保険証を使える事に一安心。

 

母に伝えると、

 

「そういえば、お父さんがそんな事言ってた~!」

 

と、思い出したようです。お、おぅ。

 

 

そして母がハッとした様子で、

父に掛けていた保険を止めなくてはいけない、と言いました。

 

「連絡するから、書類を見せて」と言うと、

 

「見つからない」

 

母はよく家の中で物をなくします。

捨てるわけはないので、家の中のどこかにあるはずなのですが、

いつも「ない、ない」

そんな時、父は怒っていたように思います。

 

という訳で、家の中での大捜索が始まったのですが、

引き出しの中がゴチャゴチャなので、

「使っていないハガキ」と「送られてきたハガキ」に分けて入れるように

クリアファイルを渡しても、そこに写真やらチラシも一緒に入れる・・・

写真はこのファイル!

チラシはこのファイル!

 

そして、保険の書類は見つからず、母が言ったのは、

 

「武蔵野銀行に聞けばいいよ」

 

え? 武蔵野銀行さんから保険料が引き落とされているだけで、

銀行がお父さんのお客様番号を知っているわけじゃないよ!?

 

「じゃ、マミーマートに聞けばいいよ」 (マミーマート=スーパー)

 

な、何で!?

どうしてマミーマートに聞くの!?と問うと、

マミーマートの入り口でその保険を契約したから、との事。

だからって、スーパーがお父さんのお客様番号を知っているわけじゃないよ!?

 

母は好きですよ、大好きですよ!

でも、何言ってんの!?という、胸に渦巻くこの気持ち・・・

 

そもそも、状差し(今はウォールポケットというのでしょうか?壁掛けの手紙入れ)に

突っ込み過ぎ!

山盛り、何の分類もなく、とにかく突っ込んであって、

結局、保険の書類はこの中で発見されるのですが、

 

事務職をしていた身として、この惨状は許しがたい・・・。

即、100円ショップに行き、ファイルとラベルシールを買い込み、分類して、

「とにかく来た郵便物は、分類してあるこのポケットに入れてくれればいいから」

と伝えると、

 

「うわ~、きれい~♪」

 

なんか、無邪気です。可愛い人です。憎めません。

でも、「知らない」「分からない」「覚えてない」を連発されると、

カッとする気持ちが湧き上がるのも事実で、

それをグッと飲み込んでいるのに気付いた時、

何か体にちょっとダメージというか、体の中に何か渦巻いて重くなる感じがして、

 

でも、母は本当に「知らない」のだと思います。

全部、父がやってくれていたので、知らないし、分からない。

知っている上で、すっとぼけているなら怒りますが、知らないのなら罪はない。

 

そこで出た結論。

そんな時は、母を猫だと思うことにします

 

猫ちゃんならば、テーブルの上の物を落として壊しても、

ソファーで爪とぎしても、ティッシュペーパーを散乱しても、

それでも可愛い!怒れない!

 

偶然にも今日は猫の日🐈

全ての猫ちゃんの健康と幸せを切に願います♡

 

 

ちなみに、「知らない、分からない、覚えてない」を連発するといっても、

認知症の疑いという訳ではなく(まだ)、性格的なものだと思います。

よく言えば大らか、悪く言えば大雑把。

ひょいっと、その辺に物を置いてしまう。

 

父は正反対で、きちんとしていたので、

あれが無い、これが無いと言う母、結局は見つかるというパターンの時、

父が怒っていた、という事を思い出しました。

書類の管理については私も父似で、キッカリやっているので、

今、すごく父の気持ちが分かります。

お父さん、お疲れさまでした(笑)