灰汁の作り方 | こんにゃく料理専門店 鹿沼市『おこんにゃく茶屋』蒟蒻スイーツ蒟蒻そば 蒟蒻作り体験等

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「おこんにゃく茶屋」は 100%地場産の在来種『和玉こんにゃく芋』を使用した蒟蒻料理専門店です。こんにゃくマイスターの店主が、木灰から天然由来の凝固剤をとり、江戸時代の製法でこんにゃくを造っております

藁の束です。
今では中々手に入らず、前もって無農薬栽培の農家さんに頼んで  とって置いて貰ってます。


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この藁を燃やして  灰汁( あく ) を摂るのですが・・・
  灰汁を摂るって?
若い方は分からないと思いますが

良く山菜のアク抜きをするのに、「灰汁を一握りいれる」なんていいますが
それが、これに成ります。

今は、アクの代わりに重曹を入れたり、塩を入れて代用していますが
本来はこの灰汁(あく)を使って、アク抜きをするのです。


今回は、この灰汁(あく)の作り方を
載せたいと思います。

ひらめき電球まず  藁を燃やします。
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全て燃やしてしまうと、灰になって白く成ってしまいます
なので、途中で蓋をかぶせて 炭を作る要領で空気を遮断します。


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煙りが落ち着いて、火の勢いがおさまったら、ゆっくり蓋を開けます!
空気が入ると再び藁が燃え出しますので
気をつけなければなりません。


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火が消えたら出来上がりです。
700gの藁から120gの灰汁を作る事が出来ました。



この灰汁で、昔の人はこんにゃくを作るのです。

灰汁でこんにゃくを作る?なんて
想像が付かないと思いますが

それはまた、後日紹介致します。

今回は、灰汁の作り方まで・・・