死神シュクレン
―第7話―
山崎は閻魔大王庁の前に案内された。
周りは様々な死神が小さな魂を携え並んでいた。魂は人の形をしておらずに大小の青白い炎だった。
「なぁ…なんで俺だけ生きてた時のままなんだ?」
山崎は疑問をシュクレンに投げかける。
「それはあなたが他の方々と違うからですよ」
シュクレンはニコニコして答える。
「あんた本当に死神っぽくないよな…」
山崎は苦笑いする。
大きな朱色の門をくぐると長い回廊がある。
魂と死神の行列は少しずつ進む。
そして山崎の前に大きな扉が現れた。
ギギギ…と重い音を立てると大きな玉座に座る男が現れた。
「シュクレンか。遅かったな」
男は髭をたくわえた大きな口からドラのような大きな声を出す。
山崎はその姿が恐ろしくてシュクレンにすがりつく。
「大丈夫ですよ~食べられませんから」
シュクレンは山崎の額を人差し指でつつく。
「ああ、あれは人間じゃねぇよ!!」
山崎は閻魔大王と目を合わせる事ができなかった。
山崎は閻魔大王庁の前に案内された。
周りは様々な死神が小さな魂を携え並んでいた。魂は人の形をしておらずに大小の青白い炎だった。
「なぁ…なんで俺だけ生きてた時のままなんだ?」
山崎は疑問をシュクレンに投げかける。
「それはあなたが他の方々と違うからですよ」
シュクレンはニコニコして答える。
「あんた本当に死神っぽくないよな…」
山崎は苦笑いする。
大きな朱色の門をくぐると長い回廊がある。
魂と死神の行列は少しずつ進む。
そして山崎の前に大きな扉が現れた。
ギギギ…と重い音を立てると大きな玉座に座る男が現れた。
「シュクレンか。遅かったな」
男は髭をたくわえた大きな口からドラのような大きな声を出す。
山崎はその姿が恐ろしくてシュクレンにすがりつく。
「大丈夫ですよ~食べられませんから」
シュクレンは山崎の額を人差し指でつつく。
「ああ、あれは人間じゃねぇよ!!」
山崎は閻魔大王と目を合わせる事ができなかった。
死神シュクレン
―第六話―
「うーん…」
山崎が目を開けると大きな鎌が胸に深々と刺さっている。
そして真っ暗な空間を浮遊していた。
「うぎゃあーっ!!し、死ぬーっ!!」
鎌を抜こうとするがまるで体の一部のように抜けない。
だが痛みはなかった。
「山崎さん、大丈夫ですよ~もう死んでるんですから」
山崎はハッとする。
そうだ。自分は死んでるのだったと今更ながらに思い出した。
そして死神のシュクレンに地獄に案内されてる途中なのだ。
「…あのさ…なんで地獄なんだ?」
山崎は訝しげに聞く。
「人間は死ぬと必ず地獄に落ちるんですよ。そこで閻魔大王様より審判が下されて天国か地獄かが決まるのです」
シュクレンはさも楽しそうに話す。
「俺…そんな悪い事してねーぞ…」
ぼそりと山崎は呟く。
「いいえ、あなた自身がそう思っていてもそうとは限りませんよ。第一善悪は人間の価値観なものでして自然界においては違うのです」
シュクレンはゆったりと喋ります。
「…なんかよくわかんねーな…」
山崎はため息をつく。
「いずれわかりますよ」
シュクレンはにっこりと笑う。
「あんたもわかんねーよ…」
「うーん…」
山崎が目を開けると大きな鎌が胸に深々と刺さっている。
そして真っ暗な空間を浮遊していた。
「うぎゃあーっ!!し、死ぬーっ!!」
鎌を抜こうとするがまるで体の一部のように抜けない。
だが痛みはなかった。
「山崎さん、大丈夫ですよ~もう死んでるんですから」
山崎はハッとする。
そうだ。自分は死んでるのだったと今更ながらに思い出した。
そして死神のシュクレンに地獄に案内されてる途中なのだ。
「…あのさ…なんで地獄なんだ?」
山崎は訝しげに聞く。
「人間は死ぬと必ず地獄に落ちるんですよ。そこで閻魔大王様より審判が下されて天国か地獄かが決まるのです」
シュクレンはさも楽しそうに話す。
「俺…そんな悪い事してねーぞ…」
ぼそりと山崎は呟く。
「いいえ、あなた自身がそう思っていてもそうとは限りませんよ。第一善悪は人間の価値観なものでして自然界においては違うのです」
シュクレンはゆったりと喋ります。
「…なんかよくわかんねーな…」
山崎はため息をつく。
「いずれわかりますよ」
シュクレンはにっこりと笑う。
「あんたもわかんねーよ…」
死神シュクレン
―第五話―
「ちょーっ!!ちょっと待った!!待ってくれ!!」
山崎は両手を振り回す。
「何か?」
女は相変わらずニコニコしている。
「あ、あんたがお迎え?…って事は…死神?」
女はキョトンとすると大きく何度も頷きました。
「うんうん!!さすが山崎さん!!察しがいいですねぇ!!私が死神のシュクレンと申します」
女は満面の笑みだ。
そして人差し指をピンと立てる。
「しっかり私が地獄までご案内しますのでご安心下さいませ!!」
山崎がはぁ…と気が抜けたような返事をすると鎌を再び振り上げる。
「あーっ!!ちょちょちょ!!待って待って!!待ってくれ!!」
山崎は両手を振り回す。
「なんでしょうか?」
鎌を下ろすのを見て山崎は安心した。
「いや、あのさ……つーか来るの遅ぇーよ!!なんつーか…不安になっちまったじゃねぇか!!」
山崎はシュクレンに言い寄るがシュクレンは全く意に介さない様子で上目使いで考えている。
「うーん、言われてみれば遅くなったかもしれませんねぇ…でも結果オーライですよ!!」
と再び鎌を振り上げる。
「あー!!ちょちょ…待っ」
と言いかけた瞬間に山崎に鎌は振り下ろされた。
「ちょーっ!!ちょっと待った!!待ってくれ!!」
山崎は両手を振り回す。
「何か?」
女は相変わらずニコニコしている。
「あ、あんたがお迎え?…って事は…死神?」
女はキョトンとすると大きく何度も頷きました。
「うんうん!!さすが山崎さん!!察しがいいですねぇ!!私が死神のシュクレンと申します」
女は満面の笑みだ。
そして人差し指をピンと立てる。
「しっかり私が地獄までご案内しますのでご安心下さいませ!!」
山崎がはぁ…と気が抜けたような返事をすると鎌を再び振り上げる。
「あーっ!!ちょちょちょ!!待って待って!!待ってくれ!!」
山崎は両手を振り回す。
「なんでしょうか?」
鎌を下ろすのを見て山崎は安心した。
「いや、あのさ……つーか来るの遅ぇーよ!!なんつーか…不安になっちまったじゃねぇか!!」
山崎はシュクレンに言い寄るがシュクレンは全く意に介さない様子で上目使いで考えている。
「うーん、言われてみれば遅くなったかもしれませんねぇ…でも結果オーライですよ!!」
と再び鎌を振り上げる。
「あー!!ちょちょ…待っ」
と言いかけた瞬間に山崎に鎌は振り下ろされた。