今現在の、私の話。
ローンの返済が始まっている。
毎月4万円。使用用途を選ばないローンにしたため、金利は9%近い。
完済まで何年かかるのだろう。計算したくもない。この先、年齢の関係で、私の給料は少しずつ減っていく。そんな中で、この4万円は、これから先、ずっと重くのしかかってくるだろう。
親友ひとりに、この一連の出来事を打ち明けた。
彼女は、このブログにも意味があると思うよ、と言ってくれた。応援する、と。
その言葉に、少しだけ救われた。
夫と子どもには、まだ話せていない。
話す勇気がない。
お金を失ったことに関して、申し訳ない気持ちでいっぱいだが、告白できていない。
突然、強い悲しみ、虚しさ、怒り、混乱、様々な感情がこみ上げループし、涙が出てくる。仕事中にも言葉が詰まってしまうことがある。トラウマを経験した人にはよくある現象だそう。
スーパーへ行くと、どうしても節約を意識させられる。まず見切り品コーナーを確認するようになった。あれも我慢、これも我慢。レジに着く頃には涙が溢れてしまい、店員さんに心配されたこともあった。
外食は、ほとんどできなくなった。
たまに子どもたちと「安い」と言われるファミレスに行っても、「一人二品までね。ドリンクバーとデザートはなし。」
そんな言い方をしてしまい、
子どもたちは「お母さん、急にどうした?」と首をかしげる。
Bの名前の印鑑は、燃えないゴミの日に捨てた。"これで一区切りつける"と思ったから。
ジジのぬいぐるみはどうすればいいのか分からなくて、押し入れの奥の方に押し込んだ。
スマホに一つだけ設定していた世界時計の
「香港」は削除した。
そして、気づいたことがある。
前みたいに月を見上げられなくなった。
夜空を見ると、あの人の言葉が浮かんでしまう。
ブルーノ・マーズの曲は、聴いていない。
聴いてしまったら、平常心ではいられない気がする。
私はこの先の人生で、
Bと、この一連の出来事を思い出さない日は、一日たりともないだろう。
でも、心を支配され続けたくはない。
せめてもの仕返しは、
「詐欺に遭う前より、幸せになること」
同じ詐欺被害者の明灯(あき)さんが、そう教えてくれた。
今はまだ、再生未満の時間。
「終わったこと」として捉えきれてはいない。
それでも少しずつ自分の人生を歩いていこう。
*明灯さんのブログ(明灯さんの許可をいただいています。)
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今、騙されそうな誰かに届いてほしい。
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